
マリナーズのカル・ローリー捕手は2日(日本時間3日)、敵地でのレイズ戦に「2番捕手」で先発出場。4回表に7試合ぶりの今季51号アーチを放った。捕手として出場試合では41本目で、メジャー記録にあと1本と迫った。
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■スイッチヒッターの新記録も射程圏内に
マリナーズ1点ビハインドの4回表。1死走者なしで左打席に入ったローリーは、相手先発ドリュー・ラスムッセン投手の9球目真ん中高めフォーシームを強振。角度26度、速度102.9マイル(約165.6キロ)で舞い上がった打球は、敵地右翼スタンドへ飛び込む今季51号ソロとなった。
ローリーは8月26日(同27日)の試合で、サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)が持つ捕手の年間最多本塁打を塗りかえる50号アーチを記録。この日は7試合ぶりの一発を放ち、メジャー記録をさらに更新した。
MLB公式のサラ・ラングス記者によると、捕手での出場試合で記録した41本塁打は、2003年のハビー・ロペスの42本塁打に次ぐ史上2位。また、1961年のミッキー・マントルが残したスイッチヒッターの年間最多記録54本塁打にも迫っているという。シーズン終了時には、様々な金字塔が打ち立てそうだ。
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