
パイレーツのポール・スキーンズ投手は4日(日本時間5日)、本拠地PNCパークでのドジャース戦に先発登板。6回2安打無失点8奪三振の快投で今季10勝目。圧巻のパフォーマンスで強力打線を封じ込めた。
◆【全対戦ハイライト動画】注目の対決は、スキーンズが大谷翔平から第1打席と第3打席に空振り三振!2年目の怪物右腕がドジャース打線を圧倒!
■両リーグトップ「防御率1.98」
今季30試合目のマウンドに上がったスキーンズは、序盤からドジャース打線を圧倒。初回、先頭の大谷翔平投手を空振り三振に仕留めると、続くムーキー・ベッツ内野手を三ゴロ、3番フレディ・フリーマン内野手を二飛に打ち取り三者凡退の滑り出しを見せた。
2回表も打者3人で打ち取ると、3回表は得点圏に走者を背負いながら要所を締めて無失点。味方が先制して迎えた4回裏は、テオスカー・ヘルナンデス外野手とマイケル・コンフォート外野手から空振り三振。5点リードの6回表も、先頭の大谷から始まる上位打線を難なく抑えてマウンドを降りた。
スキーンズは6回94球を投げて65球がストライク、2安打無失点1四球8奪三振の好投で今季10勝目を挙げた。防御率は両リーグトップを維持する1.98に。計7球種を操り、最速はフォーシームが99.8マイル(約160.6キロ)を計測。MLB公式Xは「ドジャース打線を圧倒した」と速報。メジャー2年目の怪物右腕を絶賛した。
注目の大谷との対戦は、第1打席が空振り三振、第2打席四球、第3打席空振り三振でスキーンズの完勝。試合は最終回の追い上げを凌いだパイレーツが、ドジャースに5-3で勝利。3連戦全勝でスイープを果たした。
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