
卓球の「WTTコンテンダーアルマトイ2025」が行われており、日本選手が奮闘を見せている。そんななか、女子シングルスで第2シードとして挑んでいるのが橋本帆乃香(デンソーポラリス)。今季好調を維持する27歳が中国勢を次々と撃破し決勝へ駒を進めている。
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■赤江との同士討ちにも貫録勝ち
橋本は優勝候補の一角として挑んだなか、1回戦で世界ランキング44位の縦歌曼(中国)を3-1で下すと、2回戦では同50位の赤江夏星(日本生命)との同士討ちにストレート勝ちして8強入り。さらに、同95位の徐奕(中国)相手にも1ゲームを奪われたものの3ゲームを連取して逆転勝ちを収めた。
そして迎えた準決勝では同20位の何卓佳(中国)と実力者との戦いに。互いにゲームを取りあった第3ゲームには2度の4連続ポイントを奪うなど、橋本が11-3と圧倒して王手をかける。そのまま第4ゲームも奪取してゲームカウント3-1で勝利を収めた。
中国勢に今大会3勝目を挙げた橋本は決勝進出を決め、覃予萱(中国)相手に4度目の勝利を窺う。さらに、橋本は佐藤瞳(日本ペイントグループ)と組んだダブルスでも快進撃を見せて決勝に勝ち上がり。カットマンがカザフスタンの地で2冠なるかも注目が集まる。
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