
卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2025」は9日から本戦が行われる。大会を前に組み合わせ抽選が行われており、世界ランキング上位者が揃う日本女子も対戦相手が決まっている。
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■早田は日本人キラーと可能性
日本初開催となった前回の横浜に続き行われるWTTチャンピオンズは、世界ランキングの上位者が揃っており注目の対戦が続く。
世界ランキング6位の張本美和(木下グループ)は第6シードに入り、同33位のエリザベタ・サマラ(ルーマニア)との初陣が決定。張本美は2回戦で同10位の大藤沙月(ミキハウス)とマッチアップの可能性があり、日本の次世代を担う新星同士のマッチアップが決まれば興味深い戦いとなる。
また、同9位の伊藤美誠(スターツ)は同31位のリウ・ヤンズー(オーストラリア)と初戦を迎えるが、2回戦で同4位の蒯曼(中国)と対戦の可能性。また、同13位の早田ひな(日本生命)は41歳のベテラン黃怡樺(台湾)との1回戦に勝利すれば、日本人キラーとしても名高い同2位の王曼昱(中国)と激突する可能性が高い。
各ブロックに好選手が揃うなか、日本女子は同士討ちや中国勢との戦いの可能性が高い組み合わせとなった。9日から本戦が開幕するなか、上位争いに絡む選手が出てくるのか注目となる。
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