【MLB】復活の兆しを見せた佐々木朗希について……米メディアが提示した“5つの疑問”とは? 「マイナーで1試合好投しただけ」と懐疑的 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】復活の兆しを見せた佐々木朗希について……米メディアが提示した“5つの疑問”とは? 「マイナーで1試合好投しただけ」と懐疑的

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【MLB】復活の兆しを見せた佐々木朗希について……米メディアが提示した“5つの疑問”とは? 「マイナーで1試合好投しただけ」と懐疑的
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ドジャース佐々木朗希投手が9日(日本時間10日)、傘下3Aオクラホマシティーの一員としてサクラメント戦に先発。5度目のリハビリ登板となったが、4回2/3を投げて3安打3失点、8奪三振と力投。メジャー復帰の可能性が出てきたが、一部米メディアは疑問を呈した。

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■「上昇した球速は維持できるのか」

この日の佐々木は、100マイルを超える直球を連発。渡米後自己最速となる100.6マイル(約161.9キロ)もマークした。

復活の兆しを見せた佐々木だが、懐疑的なスタンスを崩さない米メディアも少なくない。その中の1つ『FANSIDED』は10日(同11日)、「マイナーで復調したロウキ・ササキについて、依然として残る5つの疑問」と題し、記事を公開した。

同メディアは、佐々木について「まだマイナー相手にたった1試合好投したに過ぎない。この右腕の短期的、長期的な将来については、まだ多くのことが分かっていない」とし、解決が求められる5つの疑問を取り上げた。

真っ先に疑問を呈したのは、「球速はこのまま維持されるのだろうか」という点。今回は100マイルを超える直球を投げ込んだが、球速低下は渡米する前から指摘されていた。そのため、同メディアは「次の登板ではどうなるか。この状態を維持できるのか」と指摘し、一度だけのスピードアップでは意味がなく、継続性が必要だと訴えた。

■「精神的な準備はできているか」

2つめの疑問は「先発投手として投げるスタミナはあるのか」というもの。日本時代から稼働率が低かったことは見逃せず、調子自体を取り戻すこととは別の課題とした。3つめは「制球は安定するのか」。評価を高めた9日(同10日)の登板でも、実は5四死球を与えてバタついた。「日本時代のように力で圧倒できないのであれば、イニングを重ねるにはより精密なコントロールが必要になる」と主張した同メディア。球速維持と同じく、制球が本当に改善できるか見極める必要があるとした。

4つめは「今シーズンの残り、どんな役割を果たせるのか」というもの。もしメジャー復帰がかなったとしても、現在チームの先発陣は充実。ここに割って入ることは難しく、中継ぎに回る可能性が高い。しかし、そこで力を本当に発揮できるのか見通せないとし、今後の球団判断にも注目した。

そして、最後の疑問は「メジャー復帰に向けて精神的な準備はできているのか」というもの。佐々木は右肩痛で離脱したが、同メディアは「彼は身体的なケガを負っただけでなく、精神的にも感情的にも疲弊していた」とし、心身の健康を憂慮。さらにポストシーズンに入れば、重圧はレギュラーシーズンの比ではないことから、「熱狂に直面し、彼がどんな反応を見せるのか想像できない」とし、大舞台で戦う準備がメンタル面でも整っているのか、疑問を投げかけた。

たった一度の好投が継続性を意味するものではないため、佐々木は真価を証明し続けなければならないようだ。

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