
ドジャースのウィル・スミス捕手が10日(日本時間11日)、本拠地ロッキーズ戦の試合開始直前に出場を回避。急きょスタメンから外れる事態となった。デーブ・ロバーツ監督は試合後、今後のスケジュールについて言及。次戦の出場は不透明であることを明かした。
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■右手の骨挫傷から一時復帰も……
スミスは3日(同4日)のパイレーツ戦で、ファールチップを右手の甲に受けて試合途中で交代。診断結果は骨挫傷でX線検査は陰性、CT検査でも再検査は必要なし報じられた。負傷者リスト(IL)には入らず数試合を欠場した後、9日(同10日)のロッキーズ戦で先発に復帰していたが、翌10日(同11日)の試合前に急きょスタメンから外れた。
指揮官のロバーツ監督によると「試合の15分前、準備している最中に手が腫れ始めた」とのこと。代打には出られる可能性もあったが、欠場を選択したという。今後については明日の休日を挟んで様子を見るようで、MRI検査を受ける可能性も示唆した。
一方で、代わりの捕手を帯同させる予定はなく「今の状態でも緊急なら捕手はできる」とし、あくまでも軽症を強調。長期離脱は避けられる見通しとなっている。スミスは今季110試合に出場し、打率.296、17本塁打、61打点、OPS.901の好成績をマーク。捕手として97試合に先発(101試合に出場)しており、連覇を目指すドジャース浮沈の鍵を握る重要な存在だ。
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