
米メディア『ドジャース・ウェイ』は11日(日本時間12日)、ドジャースのマイケル・コンフォート外野手に関する記事を投稿。今季からチーム加入も打撃が振るわず、依然として低迷が続く32歳の起用法に苦言を呈した。
トミー・エドマン内野手やエンリケ・ヘルナンデス内野手、キム・ヘソン内野手など複数のユーティリティプレイヤーが故障から復帰した現状で、戦力として不要であると断言した。
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■ロバーツ監督の不可解な起用法に苦言
『ドジャース・ウェイ』は同日、「エドマン復帰でも、ロバーツはコンフォートの起用をやめない」と題した記事を公開。結果が伴わない新戦力にこだわり続ける指揮官の采配に疑問符を付けた。
ドジャースは、足首の捻挫で5週間離脱していたエドマンが10日(同11日)の試合で戦列復帰。中堅手として出場し、アンディ・パヘス外野手が左翼手へ、テオスカー・ヘルナンデス外野手が右翼手に据え置き、コンフォートがベンチに待機するかたちとなった。
しかし試合後、デーブ・ロバーツ監督はコンフォートを依然として右投手相手に先発起用すると明言。同メディアは「今季のコンフォートは、右投手に打率.180、OPS.591と打てず、左投手には打率.254、OPS.770を記録している。これをどう説明すればいいのか。さらに失敗が積み重なるよう仕向けているとしか思えない」と記し、批判した。
さらに同メディアは「ドジャースにとって、もはやコンフォートは必要ない」とバッサリ。代わりに誰かを外せば、むしろ打線は弱体化すると球団の方針に納得がいかない様子。今季コンフォートが放った10本塁打のうち、9本は右投手から記録したもの。打率よりも意外性に期待している可能性は捨てきれないが、復調を促すような時期ではない。ファンと地元メディアのフラストレーションは溜まる一方のようだ。
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