“中学生Tリーガー”村松心菜が見せた大器の片りん エース起用で見せたラリー力、大嶋監督も成長期待「重さを感じてもらえる選手」【Tリーグ】 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

“中学生Tリーガー”村松心菜が見せた大器の片りん エース起用で見せたラリー力、大嶋監督も成長期待「重さを感じてもらえる選手」【Tリーグ】

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“中学生Tリーガー”村松心菜が見せた大器の片りん エース起用で見せたラリー力、大嶋監督も成長期待「重さを感じてもらえる選手」【Tリーグ】
“中学生Tリーガー”村松心菜が見せた大器の片りん エース起用で見せたラリー力、大嶋監督も成長期待「重さを感じてもらえる選手」【Tリーグ】 全 1 枚 拡大写真

ノジマTリーグ 2025-2026シーズン」が13日、東京都の大田区総合体育館にて行われ、日本ペイントマレッツは日本生命レッドエルフと対戦。マッチカウント0ー4で敗れ今季の成績を3勝4敗とした。

チームが敗れたなかで第2マッチにサプライズ起用され奮闘したのが13歳の村松心菜。試合後に自身の戦いを振り返っている。

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■大藤が不在のなかエース起用

エース格の大藤沙月を国際大会参戦で欠いたなか、大嶋由美監督が第2マッチのシングルスにエース起用したのが村松。今季の開幕戦でTリーグデビューを飾った中学1年生が、昨季のTリーグで3位の15勝を挙げた赤江夏星と対峙した。

赤江が試合後に「決まったと思ったボールが返ってきてラリーが続いた」と言及したように、前半から強気の攻めで21歳の実力者に立ち向かうシーンが目立ち、第2ゲームは中盤からの8連続ポイントなどで圧倒する場面も。第3ゲーム以降は赤江の修正力に遭い敗れたが、13歳がその実力の片りんを見せつけた。

村松は試合後に「赤江選手は後ろに下がれる選手で、ボールも綺麗だった。何本も返ってきたけれど準備して自分の得意なラリーに持ち込めたので良かった」とその戦いには充実感を。さらに、「絶対にラリーは続くし、何本も返ってくるのは意識していた。自分で決め切るというより、相手に攻めさせてからラリーをすることを意識した」と語るなど、そのプレーぶりや発言からは中学生離れした冷静さも感じさせた。

2番手に抜擢した大嶋監督は「今日は(チームの)結果は残念でしたが若い選手に経験を積んでもらうことも狙いだった」とチームとしてのプランを明かしながら、「先輩たちがいるなかで(2番手として)出るという重さも感じてもらえる選手だと思うので、これからの成長のために良い経験をしてもらえた」と一選手としての成長に期待を込めた。

これまでエース格を担ってきた橋本帆乃香がシーズン前に退団し、大藤や横井咲桜といった成長株も国際大会へ参戦することが増えている。ニッペMはシーズンを通して若手選手を抜擢し成長を促していくことも予想される。

村松は自身の最大の武器にこの日も見せた“ラリー力”を挙げながら今後の成長ポイントについて、「上の選手とやると力で負けることもあるのでパワーをつけないといけない」と言及。今後のTリーグでの戦いについて「勝つことが一番なんですけど、人間性をしっかりしながら勝てたらいいと思います」とプレー以外の面でも成長を誓った。

今季序盤にインパクトを残す13歳の中学生Tリーガー。村松がどのような経験を積み、成長曲線を描いていくのかは期待が高まる。

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