
バレーボールの「世界選手権(2025世界バレー)」は13日、男子が開幕を迎え、世界ランキング5位の日本は予選ラウンドの初戦で同16位のトルコと対戦。セットカウント0-3(19-25、23-25、19-25)で敗れ黒星スタートとなった。
格上と見られた日本を下したトルコの圧巻勝利を大会公式が驚きとともに伝えている。
◆【実際の映像】石川祐希、宮浦健人らが奮闘も…… 大会公式が「大番狂わせ」と報じたトルコの世界バレー初陣勝利
■15日のカナダ戦は勝利必須
51年ぶりのメダル獲得を狙いプールGの初戦に挑んだ日本。主将の石川祐希や髙橋藍、宮浦健人らを揃えたなか、第1、2セットの中盤にポイントを重ねられてトルコに2セット連取を許し追い込まれる。迎えた第3セットも反撃の糸口を掴めないままトルコのペースで試合は推移し、ストレート負けを喫することとなった。
この結果を受けて大会公式サイト『Volleyball World』は「男子バレーの世界選手権でトルコが日本を3セット連取で下す番狂わせ」と題した記事を掲載。日本の敗戦とトルコの勝利に驚きを示し、Xでも「フィリピンで大番狂わせ トルコが日本にストレートで圧勝」と報じている。
記事内では、「世界ランキング16位のトルコは世界ランキング5位の日本を3-0(25-19、25-23、25-19)で下す大番狂わせを演じた。トルコにとって日本に勝利したのは2016年以来のことだ」とトルコにとっては9年ぶりの日本相手の勝利だったことを伝えている。
チーム2番目の15得点を挙げたオポジットのアディス・ラグンジヤは「我々はフィジカルの強いチームです。今日のようにレシーブとサーブがしっかりしていればどんなチームにも勝てる。今日はそれを証明しました。目標はグループ1位で通過することです」とさらなる快進撃に意欲を示している。
一方敗れた日本にとってはいきなり足元をすくわれる形となった。15日に同9位のカナダ、17日に同75位のリビアと戦うなか、チームとしての立て直しが求められる。
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#Philippines2025 MASSIVE UPSET 🇹🇷 Türkiye just sweeped Japan 🇯🇵 in straight sets 😱
25–19, 25–23, 25–19 ➡️ domination from start to finish 💥
Watch the Replay on VBTV 📺 https://t.co/eNNv78ifzJ #Volleyball #MWCH #ElectrifyingPhilippines pic.twitter.com/f3ppx4HFvm
— Volleyball World (@volleyballworld) September 13, 2025