
ボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)は9月14日、名古屋市・IGアリーナにてWBA同級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と激突する。
大注目の一戦を、海外のブックメーカーはどう見ているのか。ここでは「DraftKings」、「bet365」、「William Hill」の予想まとめをお届けする。
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■井上勝利が圧倒的有利との見解に
3つのブックメーカーは、共通して井上勝利に「1.10」、アフマダリエフ勝利に「7.00」のオッズを設定。
「DraftKings」は井上のKO/TKO/DQ勝利を「1.38」とし、直近10試合のうち6勝を後半のKO/TKO勝ちで挙げているため「井上の7〜12ラウンド勝利」をベストベッド(「2.15」)として勧めている。
「bet365」は井上のKO/TKO/DQ勝利を「1.40」に設定。ラウンドごとのベットでは「井上の7〜12ラウンド勝利」が「2.10」と最も手堅く、より詳細な予想では「7〜9ラウンド勝利」が最有力視とされている。またダウンを奪うラウンドは「7〜8ラウンド」がもっとも高く、わずかな差で「5〜6ラウンド」が続いている。
さらに、「William Hill」では井上のKO/TKO/DQ勝利を「1.40」、判定勝利を「4.00」に設定。また、アフマダリエフが勝つ場合でもKO/TKO/DQ勝利が「10.0」、判定勝ちが「15.00」と、勝者を問わず“完全決着”が有力視されている。より詳細な決着予想では井上のTKO勝ちが「1.80」、井上のKO勝ちが「3.25」、アフマダリエフのTKO勝ちが「15.00」、KO勝ちが「34.00」となっている。
また、パンチを多く的中させる回数の予想ではボディ、ジャブ共に井上が「1.44」と圧倒。パンチの着弾数でも「1.22」とアフマダリエフを大きく上回る結果となった。
以上、海外ブックメーカー3社の見解をまとめると、井上勝利が圧倒的有利。パンチの手数、的中数ともに井上が有利で、試合後半での井上のTKO勝ちが最有力とみられる。
井上は“過去最強の敵”と認める30歳サウスポートの対戦で、同階級5度目の4団体王座防衛成功なるか。大注目の一戦となる。
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