
フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が14日(日本時間15日)、本拠地でのロイヤルズ戦に「2番DH」で先発出場。第1打席で2試合連発となる52号アーチを放った。
この一発で昨日49号をマークしたドジャースの大谷翔平投手に再び3本差を付けた。試合は3-10で敗れ、7連勝を逃した。明日からはドジャースとの敵地3連戦を迎える。
◆【実際の映像】シュワーバー、打った瞬間“確信”の52号先制アーチ! 豪快な初球打ちに本拠地ファン大熱狂
■明日からの3連戦で投手・大谷と直接対決
0-0で迎えた初回の第1打席。シュワーバーは、相手先発ノア・キャメロン投手が投じた初球フォーシームを左中間へと運び先制の52号ソロとした。
打球速度107.6マイル(約172.2キロ)、飛距離414フィート(約126.2メートル)、角度32度という豪快な一撃に本拠地ファンは大熱狂。シュワーバー自身も打った瞬間、本塁打を確信した様子でファンの歓声に応えつつダイヤモンドを一周した。
本塁打は直近6試合で3本目と調子を上げており、ナ・リーグの本塁打王争いでは52本で単独首位を独走。2位に大谷(49本)、3位にメッツのフアン・ソト(40号)が続いている。
ナ・リーグ東地区で首位を独走するフィリーズは8日(同9日)のメッツ戦から6連勝を上げていたが、この日はロイヤルズ打線に3本塁打を許し逆転負け。
明日からはナ・リーグ西地区首位のドジャースとドジャースタジアムでの3連戦に臨む。さらに、16日(同17日)には投手・大谷が先発予定。シュワーバーとナ・リーグの本塁打王を争う打者・大谷の競演と、投手・大谷との直接対決にも注目したい。
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NUMBER 52 WAS CRUSHED! pic.twitter.com/cdI470NFpL
— Philadelphia Phillies (@Phillies) September 14, 2025