
バレーボールの「世界選手権(2025世界バレー)」は15日、フィリピンのケソンにて予選ラウンド、プールGの第2戦が行われる。世界ランキング7位の日本は同9位のカナダと対戦する。
初戦でトルコ相手にまさかのストレート負けを喫し、厳しい船出となった日本。予選ラウンド通過へ負けられない戦いを迎える。
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■日本にゆかりのある相手エース
日本はカナダ、トルコ、リビアが同居したプールGでは世界ランキング最高位で今大会を迎えており、1974年大会以来51年ぶりのメダルも視界に入れての世界バレーとなっている。
ところが、13日のトルコとの初陣では石川祐希、髙橋藍、宮浦健人といった「ネーションズリーグ2025(VNL)」を戦った主力が名を連ねたなか、相手の高さの前に大苦戦。エフェ・マンドゥラジュに17得点、アディス・ラグンジヤに15得点を奪われるなど、流れを作れずに0-3でストレート負け。トルコ相手に9年ぶりの敗戦を喫した。
2戦目を戦うカナダは初陣でリビア相手に3-1で勝利。1ゲームを奪われたものの、日本のSVリーグでプレー経験もあるシャロン・バーノン=エバンズが22得点、主将のニコラス・ホーグも20得点を挙げる活躍で3ゲームを取り返して逆転勝ちを収めた。日本は直近では昨年のVNLで2度対戦があり1勝1敗の戦績だった。
日本はトルコ戦の敗戦を受けて髙橋が大会公式サイト『Volleyball World』で「(日本は)勝つ以外に選択肢がなく、窮地に立たされるプレッシャーにも耐えなければならない」とコメントするなど、取りこぼしが許されない状況となっている。勝利が求められるなか、ロラン・ティリ監督率いるチームはカナダを下して勢いに乗ることができるのか。
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■試合情報
日本vs.カナダ試合開始:日本時間 9月15日(月)15時00分ライブ&見逃し配信:U-NEXTテレビ放送情報:TBS系列(17:00~)