
21日に中山競馬場で行われる第71回オールカマー(GII、中山芝2200m)には、有馬記念勝ち馬レガレイラ、昨年の皐月賞2着コスモキュランダ、エプソムC、七夕賞と重賞連続2着のドゥラドーレスなどが出走予定。
ここでは、過去10年から予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■実績はメンバー中随一だが……
まずは過去10年のオールカマーにおける前走レースとその成績を記す。
宝塚記念【2.2.1.9】天皇賞春【2.1.0.7】函館記念【1.0.1.7】小倉記念【1.0.0.6】マーメイドS【1.0.0.1】エプソムC【1.0.0.2】ヴィクトリアマイル【1.0.0.1】ドバイシーマクラシック【1.0.0.0】札幌記念【0.2.0.8】クイーンエリザベス2世C【0.1.1.1】七夕賞【0.1.0.8】安田記念【0.1.0.1】日本海S【0.1.0.0】京都記念【0.1.0.0】目黒記念【0.0.3.3】福島テレビオープン【0.0.1.1】札幌日経オープン【0.0.1.1】AJCC【0.0.1.1】中日新聞杯【0.0.1.0】
レガレイラ、ヨーホーレイクが該当する前走宝塚記念組は【2.2.1.9】。しかし、その2頭に不穏なデータが出ていて、それは前走着順が10着以下だということ。その内訳は【0.0.0.3】であり、ダービー馬ワンアンドオンリー、GI2着2回のカレンミロティックなど実力馬も凡走を喫していた。
直近の好走馬に目を向けると、前走夏競馬を使われた組が上位進出をはたすケースが多数。残暑厳しい9月開催だけに、暑さへの耐性が備わっていることが起因しているのかもしれない。ドゥラドーレス、フェアエールングといった夏好走馬の連続馬券内突入は警戒すべきか。
■前走GII組の人気盲点に注目
前走目黒記念組も要警戒。過去10年で【0.0.3.3】と勝ち切れていないものの、7番人気3着など人気薄好走もある好走ローテだ。今年は4歳牝馬のホーエリートが該当。同じ4歳牝馬ではジェラルディーナ、ウインマリリン、ショウナンパンドラが勝利を挙げており、年齢×性別の組み合わせからも目が離せない。
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