
マリナーズのカル・ローリー捕手は20日(日本時間21日)、敵地でのアストロズ戦に「2番捕手」で先発出場。3回の第2打席に今季57号を放ち、球団最多本塁打記録を更新した。
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■右打席で放った歴史的一打
今シーズン驚異的なペースで本塁打を量産してきたローリー。マリナーズを攻守で支える屋台骨が歴史的一発を放った。
1死走者なしで迎えた3回の第2打席、ローリーは相手先発フランバー・バルデス投手の3球目シンカーを捉えると、速度105.6マイル(約169.9キロ)の当たりは右中間へ伸びる。勢いを増した打球は399フィート(約121.6メートル)でスタンドを越えた。
これでローリーは1997、98年にケン・グリフィーJr.が記録していたマリナーズのシーズン最多本塁打記録を更新。今季は捕手としての最多本塁打やスイッチヒッターとしての最多本塁打を記録していた28歳がまたひとつ歴史を塗り替えた。
この歴史的一発にMLB公式も大興奮。Xで「ビッグ・ホーマー、ビッグ・ヒストリー、ビッグ・ダンパー カル・ローリーは信じられない」とその偉業を称え、「カル・ローリーのために道をあけろ ビッグ・ダンパーがマリナーズのシーズン本塁打王だ」と単独首位に立ったことを祝福した。
なお、マリナーズはこの試合を終えてシーズン残りは7試合。史上7人目の60本塁打到達や、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が2022年にマークしたア・リーグ記録の62本塁打に迫れるかも注目となる。
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CAL RALEIGH STANDS ALONE 🔥
His 57th home run of the season puts him in front of Ken Griffey Jr. for the Mariners single-season home run record 😮 pic.twitter.com/wTeBXJWMyw
— MLB (@MLB) September 20, 2025