
カブスの鈴木誠也外野手は26日(日本時間27日)、本拠地リグレーフィールドでのカージナルス戦に「5番右翼」で先発出場。7回裏に満塁弾を放ち、今季30本塁打、100打点に到達。チームの勝利に貢献した。
また、同僚の「PCA」ことピート・クロウ=アームストロング外野手も30号アーチを記録。サミー・ソーサ以来となる、球団史上2人目の「30本塁打、30盗塁」を達成した。今季カブスの30本塁打達成者は3人となり、こちらは24年ぶりの快挙になるという。
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■左右の主砲がようやく復調
この日のカブスは、メジャー4位の762打点を誇る強力打線が機能。1点リードの4回裏、PCAが今季30号2ランでリードを広げると、5回裏にマイケル・ブッシュ内野手の32号ソロで追加点。7回裏には、3本の適時打と鈴木の30号満塁アーチで試合を決めた。
PCAは、ソーサ以来となるカブス史上2人目の「30-30」に到達。鈴木は、日本選手として右打者初の30本塁打、100打点を達成するなど記録づくめの一日となった。
米メディア『ブリ―チャーリポート』のXによると、ブッシュ、PCA、鈴木の3人で到達した30本塁打は、球団史上2度目の快挙に。オールスター以降極度の不振が続いていたPCAと鈴木が復調し、新たな金字塔を打ち立てた。ポストシーズンを勝ち抜く上で欠かせない、頼もしい顔触れが息を吹き返した。
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