
卓球の「チャイナスマッシュ2025」は28日、中国・北京にて本戦(大会4日目)が行われる。注目の日本勢が続々出場することもあり、活躍には期待が集まっている。
◆平野美宇、孫穎莎とのマッチアップに公式が熱視線 2023年には壮絶フルゲーム勝利で「ザグレブの再現を果たすか」
■篠塚は世界3位との大一番へ
今大会ワイルドカードで出場を果たすのが世界ランキング33位の平野美宇(木下グループ)。平野は7月の「USスマッシュ」以来のWTTシリーズへの参戦となり最高峰のグランドスマッシュでの戦いには熱視線が送られる。
そんな平野が1回戦で対するのは世界ランキング1位の孫穎莎(中国)で、中国超級リーグの深圳大学ではチームメートとして共闘した間柄。同世代のマッチアップ実現は注目となる。
また、同6位の張本美和(木下グループ)は42歳のベテラン、ハン・イン(ドイツ)との1回戦で日本勢最高位をキープする17歳が初戦でどのような戦いを見せるか。また同11位の橋本帆乃香(デンソーポラリス)は同21位のアドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)との1回戦で、好調のカットマンが上位進出を狙う。
男子は同24位の松島輝空(木下グループ)がワイルドカードで出場の薛飛(中国)相手に初陣勝利なるか。同35位の宇田幸矢(協和キリン)はマチェイ・クービック(ポーランド)と対戦で、夜の部に出場の篠塚大登(愛工大)は同3位のウーゴ・カルデラノ(ブラジル)といきなりの大一番を迎える。
本戦初日から注目のカードが目白押しとなっているチャイナスマッシュ。日本勢の活躍には注目が集まる。
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