
卓球の「チャイナスマッシュ2025」は29日、本戦の2日目が行われた。日本から多くの選手が参戦し活躍が期待されるなか、有力選手たちが初戦に挑んだ。
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■大藤も韓国19歳に3-0勝利
女子シングルスでは世界ランキング13位の早田ひな(日本生命)が40歳のベテラン、ユエン・ジアナン(フランス)と対峙。効果的なサービスを軸にポイントを重ね翻弄すると、11-7、11-2、11-5のストレートで下し好スタート。WTTシリーズでの通算100勝を達成した。
また、同8位の伊藤美誠(スターツ)は初対戦となった覃予萱(中国)との戦いでは相手のサービスに苦戦を強いられ、第2ゲームを9-11で落とした。その後は効果的なレシーブにフォアでのスマッシュも決まるなど、試合中の修正力が光り3-1で中国勢に競り勝った。
女子では同10位の大藤沙月(ミキハウス)が金娜英(韓国)に3-0でストレート勝ちしたものの、同14位の長﨑美柚(木下アビエル神奈川)はワイルドカードで出場の王暁彤(中国)にストレート負けし、初戦で姿を消した。
この結果、女子シングルスは3選手に加えて張本美和(木下グループ)、橋本帆乃香(デンソーポラリス)の計5選手が2回戦突破を決めている。
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