
ナ・リーグ中地区のカブスは2日(日本時間3日)、本拠地リグレーフィールドでのパドレス戦に3-1で快勝。対戦カードを2勝1敗とし、8年ぶりの地区シリーズ進出を決めた。
勝敗を分けたのは、屈指の守備力を誇るセンターラインの好守連発。ゴールドグラブ受賞者のダンズビー・スワンソン内野手とニコ・ホーナー内野手の二遊間が躍動。「PCA」こと、ピート・クロウ=アームストロング外野手も好捕を見せ、強打のパドレス打線を抑え込んだ。
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■球界屈指の守備力で逃げ切り
カブスは両チーム無得点の2回裏、相手先発ダルビッシュ有投手を攻略。カイル・タッカー外野手の右前打と鈴木誠也外野手の二塁打、さらに死球と続いて無死満塁の好機を作ると、PCAが中前適時打を放って先制点を挙げた。
加えてこの日は、カブスが誇る屈指の二遊間スワンソンとホーナーが好守を連発。PCAもスライディングキャッチで安打性の当たりを防ぎ、華麗な守備で投手を盛り立てた。
MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』によると、今季カブスの「Fielding Run Value」はナ・リーグトップの「+41」を記録。センターライン(二塁手、遊撃手、中堅手)では同2位の「+45」を叩き出しており、守備だけで平均より大幅に失点を凌いでいる。
■今永昇太、鈴木誠也も歓喜の美酒
3-1で勝利したカブスは、2勝1敗でワイルドカードシリーズを突破。試合後のシャンパンファイトでは、鈴木と今永昇太投手も大はしゃぎ。強敵パドレスとの接戦を制した喜びを爆発させた。4日(同5日)からは、同地区の覇者ブルワーズとの対戦に臨む。
指揮官のクレイグ・カウンセル監督は、「今夜は2025年のカブスらしい勝利だった。素晴らしい守備、どこで投げていても怯まないブルペン陣がアウトを取ってくれた。このチームがやってきたことそのものだ」と笑顔を見せ、好守好投で競り勝ったシリーズを満足げに振り返った。
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Don't hit the ball to Dansby Swanson 😤#Postseason pic.twitter.com/J1RcwFUh0Z
— MLB (@MLB) October 2, 2025
YUMMY YUMMY YUMMY!
Shota Imanaga is enjoying the @Cubs NLDS berth 😂 pic.twitter.com/mDSCxJ8kEh
— MLB (@MLB) October 3, 2025
MICHAEL BUSCH JUST BLASTED SEIYA SUZUKI IN THE FACE WITH CHAMPAGNE 😭 pic.twitter.com/C8SqP0aqro
— Cubs Zone (@CubsZone) October 3, 2025