
ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地でフィリーズとのナ・リーグ地区シリーズ第2戦に臨み、4-3で連勝を飾った。
6回終了まで0ー0の白熱した投手戦が展開されたが、7回表に大谷翔平投手の適時打を含む集中打で一気に4点を先制。この均衡を打ち崩した“火種”として、6回裏にミゲル・ロハス内野手が見せたハッスルプレーが注目を集めている。
◆【実際の映像】「このプレーが非常に大きかった」三塁手ロハス、“気合いの入った”ハッスルプレー! 実況は感嘆「なんて劇的なイニング終わりだ!」
■ロハスは途中交代も……4得点の火種に
0ー0で迎えた6回1死の場面で、ドジャース先発のブレイク・スネル投手は2者連続四球を与えて1死一、二塁のピンチを招く。続く強打者ブライス・ハーパー内野手を空振り三振に仕留め、2死一、二塁で打席には4番のアレク・ボーム内野手を迎えた。
ボームが放ったスネルの3球目低めのチェンジアップは三遊間へ。三塁手ロハスはこれを捕球し、二塁走者ターナーと競うように三塁ベースへと飛び込んだ。ライン際を疾走し気合いの入ったプレーでアウトを奪ったロハスの“執念のダイブ”に、現地実況も「ワオ!なんて劇的なイニング終わりだ!」と胸を打たれた様子だった。
このプレーで足を痛めたロハスは途中交代となったが、ロハスの気合いの入ったプレーから流れがドジャースに一気に傾いた。
6回までわずか1安打に抑え込まれていたドジャース打線が7回表に爆発。相手先発ヘスス・ルサド投手から2者連続安打をマークすると、2番手として登板したオリオン・カーケリング投手からエンリケ・ヘルナンデス内野手、ウィル・スミス捕手が3点を先制。さらに大谷も3番手マット・ストラーム投手から適時打を放ち一挙4得点を挙げた。
攻撃の後、ロハスのプレー動画には「このプレーが非常に大きかった」「試合の流れを変えたプレー」「直後の4得点はロハスが呼び込んだと言っていい」などファンからの称賛のコメントが並んだ。
ドジャースは8回に1点、9回に2点を返されるも、最後は佐々木朗希投手が9回2死一、三塁のピンチを抑えて4ー3で勝利。ロハスの身体を張ったプレーから流れを引き寄せたドジャースが地区シリーズ突破に王手をかけた。
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Miguel Rojas JUST beats Trea Turner to the bag 😳#NLDS pic.twitter.com/hTbCorGKeH
— MLB (@MLB) October 6, 2025