
19日に京都競馬場で行われる第30回秋華賞(GI、京都芝2000m)には牝馬二冠を目指すカムニャック、桜花賞馬エンブロイダリー、紫苑S2着でエフフォーリア全妹のジョスランなどが出走予定。
ここでは過去10年のデータから、予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
◆【秋華賞2025予想/特集】「オークス馬カムニャックvs.桜花賞馬エンブロイダリーの再戦」出走予定・枠順・追い切り・予想オッズetc.
■前走オークス組は着順に注目
牝馬三冠最終戦の秋華賞ではオークス組が【6.1.3.16】と最多の6勝を挙げていて、連対率26.9%、複勝率も38.5%と他を圧倒するデータが出ている。しかし、なら今年もオークス組が最有力、という訳にはいかなさそうだ。
オークス【6.1.3.16】紫苑S【3.5.0.40】ローズS【1.3.5.47】藻岩山特別【0.1.0.0】夕月特別【0.0.1.3】甲武特別【0.0.1.0】
前哨戦を使い秋華賞を制した2015、16、17、22年を除き、直行ローテで秋華賞を勝利した馬全てが前走オークスで馬券内に好走している。更に2022年の2着ナミュール3着スターズオンアース、23年の3着ハーパー、24年の3着ステレンボッシュの馬券内組も前走オークスで3着内に好走していることから、やはり秋華賞で好走するならオークスでの好走も必須になる。今年はブラウンラチェットとエンブロイダリーがオークスからの直行組となるが、どちらも着外に終わっている。データ通りならここからの巻き返しは至難の業だ。
■前哨戦組も好走が絶対条件か
合わせて4勝を挙げている前哨戦組は前走紫苑S【3.5.0.40】、ローズS【1.3.5.47】と勝利数では紫苑S、馬券内に好走した数ではローズSにとそれぞれ分がある。
3頭の勝ち馬を輩出している前走紫苑S組は、その3頭全てが前走2着以内で3人気以上に該当。またしても「3」というキーワードが浮かび上がった。また、秋華賞では勝てはしなかったものの、好走したメンバーの前走人気も高く、2020年のマジックキャッスルを除く全てが3人気以内で今年は前走2人気で2着だったジョスランには大きな期待が持てると言える。
1勝のみでありながらも、2着3回、3着5回と数多くの好走馬を送り出している前走ローズS組。こちらもやはり好走してきた馬が強く、秋華賞で好走できたローズS組は2017年モズカッチャンを除き全て5着以内。今年もローズSから多くの馬が秋華賞へ登録しているが、中でもカムニャック、テレサ、セナスタイル、ビップデイジーの4頭はデータ通りなら好走の可能性が高い。
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