
第30回秋華賞(19日/GI、京都芝2000m)には、オークス馬のカムニャック、桜花賞馬のエンブロイダリー、ローズS2着のテレサなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「パラディレーヌ」を取り上げる。
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■パラディレーヌ
オークスは4着とはいえ内々から巧みな立ち回りを見せてあわやのシーンを演出、前走は直線でスムーズさを欠いて全く脚を使えず終いに終わってしまい8着と、どこからどう見ても、ここは買いのタイミング。
この中間は、いつものCWコースを併用する形ではなく坂路オンリーでの調整。シッカリと短期放牧に出しリセットを促した過程を思うと、やや過剰にセーブしているように映るかもしれないが、肝心なのは中身である。
ここまで基本的に併せ馬のメニューすら避けられてきたように、同馬は癇が強く、テンションが上がりやすい。つまり今回は刺激を徹底的に避け、当日の操縦性に少しの差し支えも出ぬよう、より精神面にフォーカスして整えられてきたのだ。
馬体をフックラとみせ弾むようなフットワークとくれば、身体的な不安は皆無。おそらく、2勝を挙げているように庭とも言うべき走り慣れた京都の舞台で自身があるからこそ、陣営も精神面に磨きをかける調整を踏んだはずだ。戴冠へ、待ったなし。
総合評価「S」
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