
MLB公式サイトは20日(日本時間21日)、ポストシーズンで圧巻の投球を続けるドジャースの佐々木朗希投手を特集。「佐々木は単に活躍しているだけではない、極限の重圧の中でそれをやってのけている」と題して記事を公開。若き守護神がチームの命運を握る存在であると分析した。
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■フォーム修正で球威が復活
同記事によると、ポストシーズンの佐々木は、MLBが用いる重圧の度合いを測る指標「Leverage Index(レバレッジ・インデックス)」において、平均の2.1倍の重要度を持つ場面で登板しており、歴代5位にランクインするという。この指標は、点差やイニング、アウトカウント、走者の有無などを基に、その局面がどれほど大切であるかを数値化している。
記事を担当したマイク・ペトリエロ記者は、9月下旬には3Aで調整していた佐々木のシーズンを振り返り「ドジャースに入団した際に期待されていた舞台とは、まさに正反対の場所だった。8度の不調な先発登板を経て、数カ月の故障離脱を経験し、ほとんど表舞台から姿を消していた」と言及。
しかし、そこからメカニクスの修正に加えて、ドジャース救援陣の深刻な人手不足によると配置転換が奏功。「フォームの調整とチーム事情が運命を変えた」とし、記事の最後では「佐々木は単にロスター入りしただけではなく、近年まれに見るほど重圧のかかる舞台に立っている」と、好投を続ける右腕に称賛を贈った。
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