
第86回菊花賞は26日、京都競馬場で行われ、1番人気のエネルジコが制覇。青葉賞の勝利から日本ダービーを自重し、クラシック初出走で最後の一冠を掴んだ。
鞍上のC.ルメール騎手は先週の秋華賞に続くGI連勝を飾り、菊花賞は2023年のドゥレッツァ、24年のアーバンシックに続く史上初の3連覇を達成。武豊騎手に並ぶ史上最多タイの菊花賞5勝目をマークし、JRA年間100勝に到達と記録づくめだった。
◆【実際の映像】札幌記念のプログノーシスを彷彿とさせる“ドタバタ劇”に驚きの声「2着に持って来れたの本当に凄い」
■エネルジコの瞬発力とエリキングの末脚にも熱視線
レース後、JRAの公式YouTubeで公開されたジョッキーカメラは、2着エリキングにセットされた川田将雅騎手の映像だった。
動画には先週行われた秋華賞でのカムニャックに続き、ゲート内で暴れるエリキングを「がまん、がまん、もうちょいよ〜」と優しくなだめる川田将雅騎手の声が拾われた。エリキングは首を下げる動作を繰り返し、川田将雅騎手が「あー!」と叫んだ瞬間にゲートが開き発馬。
札幌記念のプログノーシスを彷彿とさせるドタバタ劇には、ファンから「川田さんは2週続けて大変だったな……」「2着に持って来れたの本当に凄い」「プロはほんまの命懸け 結果が全て かっこよすぎる」などの反響が寄せられた。
アクシデントはあったものの、発馬後は冷静にエネルジコをマーク。最終コーナーで前を走るエネルジコが一瞬で差を広げると、その加速力に「エネルジコの瞬発力やばいな」「エネルジコがただただ強すぎる」とファンも驚愕。それでも再び詰め寄るエリキングの末脚にも「やっぱエリキングつえーな」「届かんかったけど最後の末脚エグい」「あの末脚から2着まで捲れるのは凄い!」とファンは驚きの声が寄せられた。
今週はGI馬7頭が揃った天皇賞・秋。ルメール騎手は日本ダービー2着の3歳馬マスカレードボールに騎乗予定であり、3週連続のGI制覇に期待が寄せられる。
一方、川田騎手は4歳牝馬クイーンズウォークに騎乗。新潟記念では本馬場入場時に転倒、放馬による疲労で競走除外となっており、昨年の秋華賞では発馬で躓いだこともある。引き続き、まずは無事にスタートを切ることが重要となりそうだ。
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