
第172回天皇賞秋(2日/GI、東京芝2000m)には、ダービー2着のマスカレードボール、皐月賞馬ミュージアムマイル、春のグランプリホース・メイショウタバルなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「メイショウタバル」を取り上げる。
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■メイショウタバル
驚くほどの強さを見せたかと思えば、あっけないほど簡単に大敗する。挙句に忘れた頃に圧倒的な姿を見せた前走……同馬は毛色に脚質こそ違えど本質は文句なし父ゴールドシップの正統後継者であり意外性の塊だ。
今回は馬体重的には、前走時に比べると少し立派かもしれない。しかし、長距離輸送で絞れた結果で当日は前走時とほぼほぼ同じ体重になると計っての仕上げ。陣営の目論見といったところだろう。
■メイショウタバル調教動画
その証拠に、2週前にはCWコースで5F61秒5と自己ベストを大幅更新。ラストは馬なりで3F35秒7-1F11秒9と駆け、それでいて引っ掛かっているわけでもなく、ラストは加速。我を見失うことはなかった。1週前は行きたがる素振りを見せ、予定より速くなってしまったものの、負荷をしっかりかけたうえでの内容なら問題なし。直前ではじっくりと我慢が利いており、跳ぶような走りで1F11秒1を叩きだしたように、心身ともに高いデキに到達している。
良馬場を逃げて5Fバランス58秒0-59秒0ぐらいで回ってこれれば、ほぼ勝ち確。これができるのが同馬であり、鞍上の武豊。3歳馬を一蹴して圧勝まで視野に入る。
総合評価「S」
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