
ドジャースの山本由伸投手は31日(日本時間11月1日)、敵地ロジャースセンターでのブルージェイズ戦に先発登板。2勝3敗で迎えたワールドシリーズ第6戦、6回96球5安打1失点の好投でポストシーズン4勝目を挙げた。
◆【全投球ハイライト動画】山本由伸、走者を背負った6回裏も三振斬り!崖っぷちの第6戦で見事な1失点の好投!ドジャース快勝!
■崖っぷちの一戦でエースの貫禄
ポストシーズン5試合目のマウンドに上がった山本は、初回先頭のジョージ・スプリンガー外野手を遊ゴロ、2番ネイサン・ルークス外野手の当たりをマックス・マンシー内野手が失策し走者を許すも、続くブラディミール・ゲレーロJr.内野手を併殺打に仕留めて無失点の立ち上がりを見せた。
2回裏は、ボー・ビシェット内野手を空振り三振、ドールトン・バーショ外野手を遊飛、アレハンドロ・カーク捕手を中飛で三者凡退に。ドジャース3点リードで迎えた3回裏、スプリンガーに適時打を浴びたものの崩れることはなく、4回裏、5回裏と無失点で好投。6回裏もゲレーロJr.の二塁打と四球で得点圏に走者を背負いながら、粘りの投球で相手打線を封じ込めた。
山本はこの試合、6回96球を投げて5安打1失点の快投。ドジャースは7回以降、ジャスティン・ロブレスキー、佐々木朗希、タイラー・グラスノーと繋いでリードを守りきって勝利。対戦成績を3勝3敗として、最終第7戦へとこぎ着けた。
地元放送局『SportsNet LA』のXは、「ヨシの投球はえげつなかった」と投稿。中継を担当した『FOX Sports』も「このワールドシリーズで、本当に信じられないほど素晴らしい活躍を見せている」と絶賛。6回を投げ切ったエースを高く評価した。土俵際で踏みとどまったドジャース、球団史上初の連覇なるか。
◆ドジャース救った山本由伸、ポストシーズンで成し遂げた“歴史上初の快挙” 米データ会社が注目「3試合連続の登板で……」


