
卓球の「WTTチャンピオンズ・モンペリエ」は11月1日、男女シングルスの準々決勝が行われた。計3選手が勝ち進んだ日本勢は、各選手が好試合を繰り広げた。
◆【実際の映像】18歳・松島輝空が仏で見せる快進撃 「なんという快挙」とWTT公式も賛辞贈る準々決勝で見せた会心プレー
■張本美は中国超えを逃す
男子シングルスで快進撃を見せてきたのが、世界ランキング15位の松島輝空(木下グループ)。アンダース・リンド(デンマーク)、パトリック・フランチスカ(ドイツ)と実力者を退けた18歳は、準々決勝で対した地元のシモン・ゴジ(フランス)相手にも好調さを継続。第2ゲームこそ奪われたものの、主導権を握った松島が4-1で快勝し、ベスト4に進出した。
女子シングルスでは、世界ランキング7位の張本美和(木下グループ)が同5位の王芸迪(中国)、同10位の橋本帆乃香(デンソーポラリス)が同22位の朱芊曦(韓国)とそれぞれ対戦。ともに一進一退の攻防を続け、試合は3-3のままフルゲームにもつれ込んだ。張本美は6-11、橋本は9-11で最終ゲームを落とし、あと一歩のところで4強入りを逃した。
この結果、日本勢では松島が男女通じて唯一ベスト4へ勝ち進んだ。飛躍を遂げているサウスポーは、決勝進出を目指して世界21位の張禹珍(韓国)と顔を合わせる。
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— World Table Tennis (@WTTGlobal) November 1, 2025


