
第172回天皇賞・秋は2日、東京競馬場で行われ、1番人気のマスカレードボールが制覇。2023年のイクイノックス以来、史上6頭目の3歳馬Vを決めた。
鞍上のC.ルメール騎手は秋華賞、菊花賞に続くGI3連勝を飾り、天皇賞・秋は6勝目。直後の東京最終レースも勝利し、土日2日間で計10勝と大暴れだった。
◆【実際の映像】「ジョッキーカメラ史上一番おもろい」前半1000m62秒0の超スローに「おっそいわ~!」の関西弁で苦言申すルメール
■「完全に日本人じゃん」
レース後、JRAの公式YouTubeは恒例のジョッキーカメラを公開。マスカレードボールに騎乗のルメール騎手にセットされた映像の声が反響を呼んでいる。
スタート直後、外のクイーンズウォークに寄せられたセイウンハーデスが内へ切れ込み、マスカレードボールの前に入るとルメール騎手は「おー!おー!」と菅原明良騎手へ合図。「あーもう!」と不満を漏らした後、ポジションを上げ馬体を併せた時には「いるよ!」と声を荒げた。
珍しく感情を露わにしたルメール騎手に対しファンは「危ないって怒るのは仕方ないよ、馬も騎手も命がかかってる」「必要な掛け声だもんね」と理解を示し、一方で「独り言も日本語なの草」「完全に日本人じゃん」とルメール騎手の言語力に驚いた様子。
また、メイショウタバルと武豊騎手が牽引するペースに「おっそいわ~!」と前半1000m62秒0というスローペースに不満を漏らし、そのイントネーションには「まさかの関西弁(泣き笑)」「マジでただの関西のおっさんw」とファンも反応。ジャスト1000m地点だったこともあり、「ジョッキーの体内時計ってすげぇ」と驚きの声も上がった。
■「メルシー!」からの「ありがとう!」
最後の直線、マスカレードボールは最高速度が時速71.0キロにも到達し、上がり3F32秒3で差し切りV。ゴール後、ジョッキー仲間からの祝福の声には、2着ミュージアムマイルのC.デムーロ騎手に対し「メルシー!」、日本人ジョッキーには「ありがとう!」と言語を使い分け対応していた。また、菅原騎手からの「すみません」という言葉には「大丈夫」とノーサイドの姿勢を見せた。
ウイニングランでは約7万5000人がひしめくスタンドの大歓声に「イエス!」と応えるルメール騎手だったが、直後、馬が別の方向へ歩き出したことに対してか「あかん」とも聞き取れる一幕も。
引き上げ時には厩舎関係者やスタンドのファンから「さすが」の声が飛び交ったルメール騎手。レースでも流ちょうな日本語でも、競馬ファンを魅了した名手の快進撃はどこまで続くのか。
◆【実際の映像】メイショウタバルの頭上で揺れるキュートな“勝負服ポンポン”にファン悶絶「こんなに可愛いジョッキーカメラがあるとは」
◆【アルゼンチン共和国杯2025予想2025予想】過去10年のレース結果・配当・血統まとめ 傾向分析に使えるお役立ちデータ
◆【みやこステークス2025予想】過去10年のレース結果・配当・血統まとめ 傾向分析に使えるお役立ちデータ


