
球団史上初の世界一連覇を果たしたドジャースナインは4日(日本時間5日)、デーブ・ロバーツ監督らが米人気トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ』に出演。第7戦までもつれたワールドシリーズの舞台裏について、多くの秘蔵エピソードを明かした。
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■正捕手スミス、第3戦は「点滴を受けていた」
米ABCテレビで人気コメディアンが司会を務める深夜のトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ』に出演したのは、ロバーツ監督にウィル・スミス捕手、エンリケ・ヘルナンデス内野手、タイラー・グラスノー投手、ブレイク・スネル投手の計5名。
延長18回を戦ったワールドシリーズ第3戦。マスクを被り続けた正捕手スミスは、13回の時点で足が痙攣していたという。指揮官もトレーナーから交代を進言されたが断わったそうで、試合後には「キケ」こと、E・ヘルナンデスとともに点滴を受けたことも明かした。
第7戦の9回裏、2死満塁の窮地で打球を好捕したアンディ・パヘス外野手と交錯したキケは、「ボールを追いながら、俺の人生全てが走馬灯みたいに流れていたよ。映像見たら分かるけど、もう捕れると思ってスピード落としてるんだよね。そしたら突然(激突して)倒れ込んで、頭の中が真っ白。優勝を逃したって地面で放心していた。そしたら、アンディに背中をポンと叩かれて『おい大丈夫か?』ときたもんだ。危うく奥さんが未亡人になるところだったよ」と語り、スタジオの爆笑を誘っていた。
激闘を戦い終えたドジャースナインは、束の間の休息期間も大忙しの様子。今季オフで再びFAとなったキケは「ドジャースに戻れたら3連覇したい。別チームなら……そちらに幸運を」と来季への意気込みを語っていた。
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