
総合格闘家の朝倉未来は5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。12月31日に開催される「RIZIN師走の超強者祭り」で現フェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)と対戦することを報告した。
朝倉は「死ぬかも分からない試合。今回が最後だと思って臨む」と述べ、16戦全勝全フィニッシュの25歳に全力挑戦することを宣言した。
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■「最後のさいたま」
朝倉がRIZIN10周年記念大会で“史上最強”の強敵に挑む。
朝倉はシェイドゥラエフをUFC現フェザー級王者のアレクサンダー・ ヴォルカノフスキー(オーストラリア)よりも強いと分析。
世界トップレベルの強豪と対戦する理由については、さいたまスーパーアリーナが改装工事に入るため自身のキャリアで「最後のさいたま」になること、RIZINの10周年大会であることを挙げた。
朝倉は今までの格闘技キャリアを「チャンピオンベルトに恵まれなかった」と振り返り、復帰後に元王者の鈴木千裕やクレベル・コイケに連勝したことで「タイミングさえ合えば絶対にチャンピオンになっていた」と自信を口にし、「3度目のタイトルマッチは相手にとって不足なし。史上最強のチャンピオンに勝ってチャンピオンになるのが一番美しい」とシェイドゥラエフ狩りに闘志を燃やした。
■「これが俺の人生だから」
朝倉は「俺行けると思ってて。本当に化け物だとおもっているけど」「やられる覚悟を持って、殺しに行こうかな」と決戦に向け腕をぶした。
また右拳のボルトが出てき始めたとも語り、「格闘技人生もう長くない。拳壊れても行ったろうかな」と覚悟の程を述べている。後遺症を負う可能性もある危険な試合に挑む理由については「これが俺の人生だからとしか言いようがない」とし、「男はやる時やらないといけない。そういうときだから戦うだけ」と男気を見せた。
「みなさんに勇気を与えられるような、心を震わせられるような試合をする」と誓った朝倉。ファンからは「常にチャレンジする生き方 本当に格好良い」「やるって決まった以上は応援するのみ」「どうか生きて帰ってきてくれ」「ここで勝ったら歴史に残る主人公だな」などのコメントが寄せられている。
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