
ドジャースは6日(日本時間7日)、マックス・マンシー内野手とアレックス・ベシア投手に対して球団オプションを行使した。両選手に関しては、球団が来季契約について選択権を持っており、マンシーは年俸1000万ドル(約15億円)、ベシアは年俸355万ドル(約5億3300万円)で残留が決まった。米地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』やMLB公式サイトなどが伝えた。
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■離脱増えるも「再契約は妥当」
35歳のマンシーは今季、2度に渡って負傷者リスト(IL)入り。最近2シーズンでは173試合の出場にとどまっており、ケガによる離脱も目立ってきた。しかし、健康であればパワフルな打撃でチームをけん引。ワールドシリーズ第7戦でも、8回に1点差に迫る貴重な本塁打を放ち、勝負強さを見せた。
また、MLB公式サイトは「彼が出場した試合ではチーム成績が60勝40敗だったのに対し、彼が出場しなかった試合では33勝29敗だった」と伝え、チーム在籍最長となるマンシーとの再契約は妥当とした。
一方、救援投手として活躍した左腕のベシアは、今季68試合に登板して4勝2敗、26ホールド5セーブ、防御率3.02を記録。ポストシーズンではワイルドカードシリーズの初戦で2失点したものの、その後は6試合連続無失点をマークするなど安定した投球を披露した。
■先発ゴンソリンがDFAに
ただ、ワールドシリーズの開幕前日、「深刻な家庭な事情」で急きょチームを離脱。同シリーズではロースターから外れ、1試合も登板することなく歓喜の輪に加わることもなかった。
また、ドジャースは同日、ジャスティン・ディーン外野手とマイケル・グローブ投手を40人枠から外したほか、先発右腕トニー・ゴンソリン投手をDFA(事実上の戦力外)にした。代わりにマイナーのライアン・ウォード外野手とロビンソン・オルティス投手を40人枠に登録した。
なお、ディーンに関してはその後、ナ・リーグ西地区のライバルであるジャイアンツが獲得を発表。目まぐるしいオフの1日となった。
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