
ドジャースのキム・ヘソン内野手は9日、韓国放送局『JTBC』のニュース番組に出演。今季メジャーデビューし、チームの一員としてワールドシリーズ優勝を果たした自身の経験を振り返った。トークでは同僚の大谷翔平投手、山本由伸投手についても言及した。
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■山本由伸の姿を見ると「やる気が出る」
キム・ヘソンは番組内で今季のワールドシリーズで3勝を挙げてMVPにも輝いた山本について「同じアジア出身の選手で年齢も近いので、たくさん話す」とし「ドジャースで一番親しい」と語った。
山本はドジャース2季目で投球成績12勝8敗、防御率2.49、201奪三振、WHIP(1イニングあたり何人の走者を出したかを表す数値)0.99という好成績をマーク。安定した投球でチームを支えた山本に対して「近くで見ていると学ぶべきことがとても多い」と言及した。
キム・ヘソンは「同じことを毎日続けるんです。本当にすごいですし、休養日に練習に行くと、いつもヤマモト選手は練習しているんです」と山本を絶賛。「あんなにすごい上手な選手でもコツコツと積み上げてる姿を見ると、ますますやる気が出る」と1つ年上の日本選手の活躍に刺激を受けていると語った。
■印象に残ったのは大谷翔平の「3本塁打&10奪三振」
さらに、投打二刀流として活躍した大谷についても言及。「大谷の実力を感じた最高の瞬間」には、3本塁打&10奪三振を記録した、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズの第4戦を挙げ「歴史に残る試合だったと思う」と脱帽した。
インタビューでは、日本と韓国野球界の実力差にも質問が及んだ。キム・ヘソンは「やはり日本の投手がメジャーリーグでたくさん活躍していますし、WBCでも優勝をしたりして、差があるのが現実です」と現状を受け止めつつ、「韓国の野球にもまだ未来があり、発展の可能性がある」とし再起にも意欲を示した。
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