
プロボクシング元世界2階級王者の京口紘人氏が11日、自身のYouTubeチャンネルを更新。
11月24日に東京・TOYOTA ARENA TOKYOにて行われるWBC世界バンタム級王座決定戦「那須川天心 vs. 井上拓真」を予想。勝敗を分けるポイントに言及した。
◆「井上尚弥が太鼓判」元世界王者ら、那須川天心の“真価”が問われる拓真戦の勝敗予想に難航……「何か穴を見た?」「想像し難い」
■予想は「どっちか選べと言われたら、天心」
京口氏は那須川と拓真の試合を展望。
技術力などの実力は「五分五分」とし、「予想としてはドロー。どっちが勝つかと言われたら天心かな」と天心有利と予想した。
そのうえで勝敗を分けるポイントには「コンディショニング」を挙げた。京口氏は重ねたキャリアの中で「自分自身への理解の深さ」がコンディショニングに影響するとした。
京口氏はボクシング暦で勝るのは拓真だが、那須川のキックボクシングや総合格闘技の大舞台での経験は大きいとし「当日よりベストコンディションを作れた方に有利に働く」と結論付けた。
そして、自身初の世界戦を迎える27歳について「自身とは、という理解がすごく深い選手。キック時代から自分とめっちゃ向き合ってると思う」と分析。
一方の拓真に対しても、「井上尚弥の弟と言われることに対しても『俺は井上拓真だ』というプライドがあると思うし、強い日本人選手に勝ってきた(実績は)揺るがない」と実録に太鼓判。さらに、兄・尚弥が背中を押したことが「何よりも自信になるだろう」とし、チーム井上vs.那須川の試合に期待を寄せた。
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