
ドジャースの大谷翔平投手が13日(日本時間14日)、今季のナ・リーグMVPに選ばれた。エンゼルス時代の2021、23年、ドジャース移籍1年目の24年に続く4度目の受賞で、今回も満票での選出となった。真美子夫人、愛犬・デコピンとともに歓喜の瞬間を迎え、「非常に光栄」と語った。
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■家族で“デコピンコーデ”
大谷のMVP4度は、歴代最多バリー・ボンズの7度に次いで単独2位。ア・リーグとナ・リーグの両方で複数回受賞は史上初の快挙となった。
中継には4月に誕生した長女の姿はなかったが、真美子夫人、愛犬デコピンも登場。大谷は茶系のニット、真美子夫人も茶色のワンピースを着用。“デコピンカラー”のお揃いコーデで吉報を待った。そしてMVP受賞の知らせが届くと、大谷はデコピンを抱き寄せ、キスをして喜んだ。
その後、中継局とのインタビューに臨んだ大谷は「すごく非常に光栄ですし、画面に映っているフアン・ソト選手、カイル・シュワーバー選手も素晴らしいシーズンだったので、そういった素晴らしい選手たちと競い合えたことが良かったと思います」とライバルたちに感謝した。
また、2025年を振り返り、「ワールドシリーズで勝ったのが一番、自分の中で素晴らしい出来事だったと思いますし、最後の締めくくりとしてシーズンMVPを獲れたっていうのは非常に大きなことで、すべての人に感謝したいなと思います」と話した。
■今年一番難しかったのは……
今年は二刀流として完全復活。そこで、スタジオから「打者と投手のどちらが難しかったか?」と問われると、「どちらも同じぐらい難しいですし、今年はTJ(トミー・ジョン手術)から明けて、ピッチングではリハビリの年で、そこに一番焦点を当てていたので、(昨オフには)左肩の手術もありましたが、そこ(投手としての復帰)が一番難しかったところかなと思います」と明かした。
最後はワールドシリーズ連覇に触れ、「何よりファンの人たちが、僕が引退して、この先振り返った時に『素晴らしい年だったよな』って思う一つの年になったと思うので、ドジャースのファンの人たち、チームメート、すべての人たちにとって素晴らしい年だったんじゃないかなと思います」と伝えた。
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