
ドジャースからフリーエージェント(FA)となっている“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手は、15日(日本時間16日)に自身のインスタグラムを更新し、左肘の手術を受けたことを公表した。
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■WBC辞退も来春の復帰を目指す
E・ヘルナンデスは、術後の病院のベッドで左肘にギプスを付けた状態の動画を投稿し、14日(同15日)に手術を受けたことを明かした。さらに「プエルトリコの人々へ。夢だった故郷でのクラシコに出場できないことを伝えなければならないのは心が痛む」と記し、来春に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場辞退を報告した。
“キケ”の愛称で親しまれるベテランの手術公表には、地元メディアも反応。『ドジャース・ネーション』は「ドジャースはキケ・ヘルナンデスが大きな手術を受けたことを公表」と題した記事を掲載し、「このユーティリティマンはポストシーズンで好調なスタートを切り、ドジャースでの3シーズンでOPS.800に迫る数字を記録した」と、世界一に貢献した活躍を称賛した。
また、『ドジャー・ブルー』も「ドジャースのFA、キケ・ヘルナンデスが左肘手術のためWBCを欠場」との見出しで報道。「プレーオフの全17試合でドジャースのラインナップに名を連ね、ワールドシリーズ第7戦では試合を決めるダブルプレーに関与。さらに、ファインプレーを見せたチームメートのアンディ・パヘスに押し倒されたりと、忘れられない瞬間の一部となった」と、守備面での貢献を高く評価している。
なお、E・ヘルナンデスはシーズン終了後にFAとなっているが、『ドジャー・ブルー』では「オフシーズン中はリハビリに励み、春の復帰を目指している」とも言及。2024、25年と2月に1年契約を結んできた中で、今回の手術が今後の去就にどのような影響を及ぼすのか注目される。
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