【MLB】FA最大の注目銘柄・タッカーの移籍“Xデー”はいつ? 大谷翔平、ソト、ジャッジの大型移籍を振り返る | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】FA最大の注目銘柄・タッカーの移籍“Xデー”はいつ? 大谷翔平、ソト、ジャッジの大型移籍を振り返る

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【MLB】FA最大の注目銘柄・タッカーの移籍“Xデー”はいつ? 大谷翔平、ソト、ジャッジの大型移籍を振り返る
【MLB】FA最大の注目銘柄・タッカーの移籍“Xデー”はいつ? 大谷翔平、ソト、ジャッジの大型移籍を振り返る 全 1 枚 拡大写真

MLBの2025年シーズンは、ドジャースの2年連続世界一という形で幕を閉じ、現在の話題の中心は移籍市場に移っている。

今オフ、最大の注目を集めているのがカブスのカイル・タッカー外野手である。MLB公式サイトや移籍情報サイト『MLBトレード・ルーマーズ』などが発表するFA選手ランキングでは軒並み1位にランクインし、今オフ最大の目玉選手として注目を浴びている。

そこで今回は、近年のオフシーズンを沸かせてきた大物FA選手たちの大型契約、移籍劇を振り返りながら、彼らの移籍がいつ決まったのかという“Xデー”を検証していく。

◆FA最大の注目銘柄・タッカーの移籍“Xデー”はいつ? 大谷翔平、ソト、ジャッジの大型移籍を振り返る

■2022年:アーロン・ジャッジ(ヤンキース再契約)

12月6日(日本時間7日)/9年3億6000万ドル(約493億円)

※日付は契約合意日、レートは契約当時のもの

2022年、ロジャー・マリスのア・リーグ記録を更新する62本塁打を放ち、打点も131を記録して本塁打王と打点王の2冠に輝いたアーロン・ジャッジ外野手。自身初となるシーズンMVPを受賞し、オフにFAとなった。

当時はヤンキース残留に加え、地元・カリフォルニアのジャイアンツからの関心が伝えられ、一部メディアでは「ジャイアンツ移籍が濃厚」との情報も流れた。しかし、22年12月6日(日本時間7日)、米複数メディアがジャッジがヤンキースと9年総額3億6000万ドル(約493億円)で再契約したと報道。正式契約が20日(同21日)に結ばれた。

アーロン・ジャッジ、デレク・ジーター(C)Getty Images

その後、ヤンキースのキャプテンに就任したジャッジは、24年シーズンに再び本塁打王、打点王を獲得し、自身2度目のMVPを受賞。さらに25年にはキャリア初となる首位打者のタイトルも獲得し、マリナーズのカル・ローリー捕手との接戦を制して通算3度目のMVPに輝いた。

■2023年:大谷翔平(エンゼルス→ドジャース)

12月9日(日本時間10日)/10年総額7億ドル(約1014億円)

2023年、44本塁打を放って日本人初の本塁打王に輝いた大谷翔平投手。エンゼルスで6年を過ごした後、FAとなったスーパースターをめぐって激しい争奪戦が繰り広げられた。

最終候補に挙がったのはドジャースとブルージェイズの2球団。中には「大谷がトロント行きの飛行機に乗った」といった誤報も飛び交うなど、移籍先をめぐる報道は過熱した。最終的に本命視されていたドジャースとの契約が成立し、10年総額7億ドル(約1014億円)という北米4大スポーツ史上最高額の大型契約が発表された。

ロバーツ監督、大谷翔平(C)Getty Images

移籍1年目の24年、大谷は54本塁打、59盗塁を記録し、MLB史上初の「50-50(50本塁打&50盗塁)」を達成。ドジャースを世界一に導き、自身3度目となるMVPを受賞した。さらに25年シーズンには、二刀流として2年ぶりに復活。打っては自己最多となる55本塁打を放ち、ポストシーズンでも躍動。2年連続でドジャースを世界一に導き、自身4度目のMVPに輝いた。

■2024年:フアン・ソト(ヤンキース→メッツ)

12月8日(日本時間9日)/15年総額7億6500万ドル(約1147億円)

2024年、ヤンキースで打率.288、41本塁打、109打点を記録し、チームをワールドシリーズへと導いたフアン・ソト外野手。5年連続でシルバースラッガー賞を受賞した26歳の天才打者が、FA市場に参戦し、多くの球団から熱視線を浴びた。

最終候補にはドジャースやヤンキースなど5球団が名を連ね、獲得レースが展開された中、24年12月8日(日本時間9日)、米複数メディアがソトとメッツの契約合意を報道。11日(同12日)に正式契約が結ばれた。契約金は15年総額7億6500万ドル(約1147億円)で、前年に大谷が記録したプロスポーツ史上最高額を、わずか1年で塗り替えた。

メッツのフアン・ソト(C)Getty Images

迎えた25年シーズン前半、ソトは打率2割台前半と低調な滑り出しで、各メディアから批判の声も上がった。しかし、徐々に調子を上げると、打率.263、43本塁打、105打点と巻き返し、さらに38盗塁を記録して自身初の盗塁王に輝いた。大型契約にふさわしい活躍を見せ、メッツの主砲として存在感を示した。

■タッカー獲得に動く球団は?

今オフの目玉とされるカブスのタッカーをめぐっては、外野手の補強を狙うドジャースやヤンキースからの関心が伝えられていたが、ここに来てその熱はややトーンダウン。一方で、ワールドシリーズに進出したブルージェイズが移籍先の有力候補として急浮上している。

カイル・タッカー(C)Getty Images

ここ数年、12月にはジャッジ、大谷、ソトといった注目選手の去就が次々と決定し、FA市場が一気に動き出してきた。そんな中、今オフ最大の注目銘柄であるタッカーの移籍がいつ決まるのか、そしてそれがFA市場全体の動向にどう影響を与えるのかは注目が集まる。

◆FAタッカーはブルージェイズが有力……米記者が言及 ドジャースにとっては「必須ではなく、いたらうれしい選手」という指摘も

◆ド軍地元メディアが報じた外野補強“プランB” タッカーら獲得よりもブルペン補強を優先? 27歳有望株を抜擢か

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