
第50回エリザベス女王杯は16日、京都競馬場で行われ、1番人気のレガレイラが制覇。2歳時のホープフルS、3歳時の有馬記念に続く3年連続、3個目のGIタイトルを掴んだ。
鞍上の戸崎圭太騎手はこの時点でリーディング首位を奪還。最終レースで勝利したC.ルメール騎手と119勝で並び(2着差で戸崎騎手が首位)、淀を舞台に熾烈なリーディング争いを繰り広げた。
◆【実際の映像】「ベリベリ見やすい」戸崎騎手の“ブレない”ジョッキーカメラに反響 愛馬への声掛けにも感嘆の声「優しすぎて泣きそう」
■ジョッキーカメラに反響「武豊並みにきれい」
レース後、JRAの公式YouTubeは恒例のジョッキーカメラを公開。レガレイラに騎乗の戸崎騎手が見せた「優しさ」に触れるコメントが相次いだ。
映像はレガレイラに戸崎騎手が優しく声を掛けるゲート内の模様からスタート。落ち着いたレガレイラはほぼ互角の発馬を決め中団待機。その後、道中の全くブレない映像に「武豊並みにきれいな乗り方」「ベリベリ見やすい」と武豊騎手のジョッキーカメラと比較するファンが多く、戸崎騎手の当たりの柔らかさが伝わってくる。
直線、外へ持ち出すと先に抜け出したパラディレーヌを並ぶ間もなく交わし去るレガレイラ。「周りも走ってるんだけど止まっているように見える」「光の中へ突き抜けていくレガレイラ」と秋晴れの淀を切り裂く女王の走りに魅了されるファンの声が多く寄せられた。
ゴール後、2着パラディレーヌに騎乗の岩田望来騎手と馬上でタッチを交わすシーンが影に映し出され、「ありがと」と返す戸崎騎手。引き上げ時には、レガレイラに対し「ありがと」「やったなぁ」「よしよし、頑張った」と愛馬を労う声が拾われ、「声が優しすぎて泣きそう」「めちゃくちゃ優しい口調で好き」とレース後の優しさでもファンの心を掴んだようだ。
また、レガレイラの元主戦であるルメール騎手から「ウェル・ドーン、ケイタ!(よくやった、圭太)」と祝福されると咄嗟に「センキュー」と返した戸崎圭太。レース後のお立ち台ではお決まりの「ベリベリホース!」のサービスも飛び出し、ウィナーズサークルは歓喜に包まれた。
マイルCSは現時点で騎乗馬は未定だが、2週間後のジャパンCでは“元祖・ベリベリホース”のダノンデサイルに騎乗予定の戸崎騎手。遂に自身も「ベリベリジョッキー」とファンに言わしめた名手の手綱捌きに注目が集まる。
◆【実際の映像】「みんなが求めていたもの」空気を察した戸崎騎手の「ベリベリホース!」締め
◆【マイルチャンピオンシップ2025予想/前走ローテ】3年連続Vは富士S組 一発ありは“10人気3着”実績の別路線組から爆穴2頭
◆【マイルチャンピオンシップ2025予想/特集】「古豪ソウルラッシュが連覇に挑む」出走予定・枠順・追い切り・予想オッズetc.


