
メジャー通算223勝、今季限りで現役を引退したクレイトン・カーショー投手は20日(日本時間21日)、米人気俳優ロブ・ロウのYouTubeチャンネルにリモート出演。2年間同僚として過ごしたドジャースの山本由伸投手について語った。
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■「まるで体操選手みたい」
米人気俳優ロブ・ロウのYouTubeチャンネル『Literally! with Rob Lowe』に出演したカーショーは、球団史上初の連覇を成し遂げた今季について「こんな終わり方、台本じゃ書けないよ。本当に恵まれてる。感謝しかない」と振り返った。
12月に第5子の誕生を控えるカーショーは、自身の子供たちの話題に触れると「今年は特に特別だった。長男のチャーリーがもうすぐ9歳で、野球を本格的に好きになってきたからね。打撃練習を見たり、外野でボール拾いをしたり。彼にとって忘れられない1年だったと思うよ。下の2人の子供たちはね、ヤマ(山本)が推しなんだよ。シーズン序盤から『ヤマ推し』だった。彼は子供たちにすごく優しくてね。写真を撮って話をしてくれて、本当に最高だよ。ポストシーズンであれだけ活躍したから、大興奮だったみたい」と明かした。
また、カーショーは山本の流れるような投球フォームを絶賛。体幹の強さや可動域の広さに着目し、「とにかく身体の使い方が凄い。体操選手みたい。逆立ちもできるし、全身が強い。そして投げ方が芸術なんだ。俺はアートなんて全然分からないけど、彼が投げる時のフォームは本当に美しい。あれは特別だよ」と語った。
そして、ワールドシリーズの大舞台で3勝を挙げたメンタル面にも言及。正当な評価を受けたエース右腕を自分のことのように喜んでいた。
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