
第42回マイルチャンピオンシップ(GI、芝1600m)が行われる京都競馬場の馬場情報が23日、JRAより発表された。京都は芝・ダートともに「良」でスタート。
芝のクッション値は「10.5/やや硬め」、芝の含水率はゴール前6.1%、4コーナー8.4%と計測された。
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■イン前有利の馬場へ様変わり
今週から京都芝はB→Cコース替わり。土曜は前残りが連発し、逃げが1勝2着1回3着1回、先行は4勝2着2回3着2回。ある程度は差しが届いていた前週とは明らかに傾向が変わり、直線も大外ずらりの叩き合いではなくインから伸びる馬もいた。
土曜芝6鞍のうち3鞍行われた外回りコースも前が残り、芝1400mの秋明菊賞は4角1~3番手が上位を独占。1~6着まで馬番どおりの決着というオマケ付きだった。ちなみに秋明菊賞の勝ち時計1分20秒6は昨年より2秒4速く、京都芝1400mの施行では最速。デイリー杯2歳Sで京都芝1600m1分33秒1の2歳コースレコードが更新された先週と遜色ない高速馬場だ。
昨年はBコース最終週に行われ、直線は馬場の大外での叩き合いとなったが、Cコース初週の今年はガラリと様相が変わる可能性がある。今年は7枠にジャンタルマンタル、8枠にソウルラッシュと有力馬2頭が外枠。ただ、土曜は8枠が1勝2着2回3着1回とまずまずであり、早めの競馬ならトラックバイアスを相殺できる。8枠より注目は2勝2着1回3着1回の3枠であり、この好枠にはアスコリピチェーノとガイアフォースが入っている。
なお、種牡馬はディープインパクト系種牡馬の台頭が目立ち、キズナ産駒のマジックサンズ、ディープブリランテ産駒のエルトンバローズ、シルバーステート産駒のラヴァンダ、リアルスティール産駒のレーベンスティールは穴に一考。
2025年(マイルCS当日)
┗ゴール前=芝6.1%|ダ1.7%┗4コーナー=芝8.4%|ダ1.6%芝のクッション値=10.5[やや硬め]
2024年(ソウルラッシュ)
含水率┗ゴール前=芝10.4%|ダ2.9%┗4コーナー=芝8.1%|ダ4.2%芝のクッション値=10.5[やや硬め]
2023年(ナミュール)
含水率┗ゴール前=芝10.4%|ダ7.3%┗4コーナー=芝9.5%|ダ9.6%芝のクッション値=9.7[標準]
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