
総合格闘家の堀口恭司は22日(日本時間23日)、カタール・ドーハにて開催された「UFCファイトナイト」でフライ級11位のタギル・ウランベコフ(ロシア)と対戦。2016年以来約9年ぶりとなるUFC復帰戦で、3Rリアネイキッドチョークによる一本勝ちを飾った。
この試合で「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」に選出された堀口は試合後ボーナス5万ドル(約780万円)を獲得。堀口の圧巻のパフォーマンスに、海外メディアからは驚きと称賛の声が相次いでいる。
◆【実際の映像】堀口恭司、復帰戦での3R“圧巻”フィニッシュの瞬間! 打撃→チョーク葬と全局面でウランベコフ制圧「過去一のパフォーマンスだったのでは」
■堀口恭司を絶賛「エリートであることを証明した」
堀口は4連勝中と勢いに乗るウランベコフを全局面で圧倒。UFC復帰戦で鮮烈な一本勝ちを収めた。タップアウトを拒否したウランベコフはケージ上で失神。圧倒的な実力を発揮し34歳ランカーを下した堀口はUFC戦績を8勝(2KO、1SUB)1敗に更新した。
米専門メディア『MMAジャンキー』は難敵グラップラー撃破で「自身がエリートであることを証明した」と絶賛。「驚異的なレベルの才能を見せつけて相手を痛めつけ、絞め落とした」と堀口パフフォーマンスに太鼓判を押した。
同じく専門メディアの『MMAマニア』は「ウランベコフはUFC復帰戦で堀口にとって良い試金石となるはずだったが、ほとんど何もできなかった」と予想以上の実力差に驚きを記しつつ「堀口は試合開始直後から絶好調で、素早いスタンドアップと高度なグラップリングの応酬を繰り広げていた」と堀口を称賛。「ウランベコフは堀口に全く歯が立たず、試合を通してずっと後手に回っていた」とランカーを凌駕した堀口の様子を伝えている。
堀口はUFCから離れた9年間でRIZINバンタム級、フライ級の2階級制覇王者となり、Bellatorの世界バンタム級王者にも輝いた。UFCでも悲願の日本選手初、アジア人初となるベルトを巻くことができるか。期待が高まっている。
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堀口恭司 @kyoji1012 9年ぶりのUFCで進化した強さを発揮👏
👊 #UFCQatar
📺 @UNEXT_fight & #UFCFightPass pic.twitter.com/iHgAvKZ2Ij— UFC Japan (@ufc_jp) November 22, 2025


