
卓球の「WTTスターコンテンダー・マスカット」は22日、女子シングルスの決勝が行われ、世界ランキング23位の木原美悠(個人)が同21位の朱芊曦(韓国)と対戦。ゲームカウント4-1で勝利し、優勝を果たした。
日本勢との同士討ちに連勝するなど、厳しい戦いも潜り抜けて頂点に立った木原。WTTの公式サイトや公式Xも、21歳の戴冠を称えている。
◆【実際の映像】「キハラが素晴らしいパフォーマンス」と公式も絶賛 戴冠の木原美悠が実力者・朱芊曦と繰り広げた激闘ラリー
■大藤&横井らとの優勝争い制する
今大会、第7シードとして出場した木原は初戦から順調に勝ち進み、準々決勝以降は同学年の日本勢と激戦を展開した。ベスト4進出を懸けた横井咲桜(ミキハウス)との一戦ではフルゲームの末に勝利。続く準決勝では世界14位で第2シードの大藤沙月(ミキハウス)にもフルゲームで競り勝ち、決勝へと駒を進めた。
決勝の相手は、「WTTチャンピオンズ・モンペリエ」で4強入りを果たすなど快進撃を見せていた韓国の実力者・朱芊曦。第2ゲームこそデュースの末に10-12で落とした木原だったが、その後は試合の主導権を握って3ゲームを連取。最終的に4-1で快勝し、2022年の「WTTスターコンテンダー・ドーハ」以来となるWTTシリーズ優勝を果たした。
WTT公式サイトは、「重要な第2ゲームを落としたものの、冷静沈着なプレーで5ゲームで試合を締めくくった」と木原の勝利を称賛。「この勝利を足がかりに、2026年に向けてさらなる飛躍が期待される」と、今後に繋がる優勝だったと締めている。
また、WTTの公式Xでは決勝のハイライト動画とともに、「ミユウ・キハラの素晴らしいパフォーマンス」と称賛。「今年初めのWTTドーハ、リュブリャナの準優勝に続き、ついにチャンピオンに輝いた」と、待望の今季初優勝を伝えた。
世界6位の張本美和(木下グループ)を筆頭に、日本女子は現在、世界ランキングトップ10に3選手、トップ20に計6選手が名を連ねるなど、ハイレベルな競争が続く。その中で、木原が久々のタイトルを手にして存在感を示した。
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Superb performance from Miyuu Kihara! 💥
She overcomes Joo Cheonhui with a 4-1 win to finally claim the Champions title after three WTT Star Contender Finals in 2025, following runner-up finishes in #WTTDoha and #WTTLjubljana earlier this year!👏#WTTMuscat #TableTennis pic.twitter.com/7OnVJYOtj8
— World Table Tennis (@WTTGlobal) November 22, 2025


