
プロボクシングWBC世界バンタム級1位の那須川天心(帝拳)が11月24日、東京・TOYOTA ARENA TOKYOで同級2位の井上拓真(大橋)とWBC世界同級王座をかけて12回戦で激突する。
日本が誇るトップボクサー同士の一戦を、海外の王手ブックメーカーはどう見ているのか。ここでは『Draftkings』、『bet365』、『William Hill』の予想まとめをお届けする。
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■那須川優勢との見解、KO決着なら終盤か
ブックメーカー3社は共通して那須川優勢のオッズを設定。米ブックメーカー『Draftkings』は那須川の勝利に「1.24」、拓真の勝利に「4.00」、英ブックメーカー『William Hill』は那須川の勝利に「1.25」、拓真の勝利に「3.75」と那須川有利を予想した。
もっともオッズに開きがあったのが、英ブックメーカー『bet365』。那須川の勝利を「1.22」、拓真の勝利を「4.20」に設定した。
試合は勝者を問わず“判定決着”が最有力で、オッズは那須川の判定勝ちが「1.66」、拓真の判定勝ちが「6.00」。那須川のKO/TKO/DQ勝利には「4.00」、拓真のKO/TKO/DQ勝利には「12.00」のオッズがついた。
KO決着の場合、もっとも可能性が高いのは、那須川の7回〜9回KO勝ちで「21.00」、拓真の場合は6回〜10回のKO勝ちで「67.00」となっている。
オッズでは有利予想だが、那須川にとっては初の世界タイトル戦。転向後8戦目でキャリアの長い元世界王者を相手に“格闘技キャリア”無敗の記録を守り抜き、ベルトを巻くことができるか、注目だ。
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