
ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、自身のインスタグラムを更新し、来春に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場を表明した。
2大会連続、通算4度目の世界一を狙う侍ジャパン。大谷が参戦を表明したことで、注目が集まるのは「二刀流」として出場するかどうかである。
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■前回は開幕投手&胴上げ投手に
井端弘和監督が率いる2026年大会の侍ジャパンにおいて、メジャー組の参加可否が鍵を握っていた中で、大谷がいち早く参戦を表明した。
ここからの焦点は、WBCで「投手・大谷」が見られるかどうか。2023年大会では、開幕戦の中国戦や準々決勝のイタリア戦で「3番投手兼DH」として先発し勝利に貢献。さらに決勝のアメリカ戦では抑えとして登板し、胴上げ投手となった。
今季のドジャースでは投手として復帰を果たし、レギュラーシーズンでは14試合に登板して0勝0敗、防御率2.87、47イニングで62奪三振を記録。さらにポストシーズンでも4試合に登板し、2勝1敗、防御率4.43、20回1/3で28奪三振をマークするなど、復調を印象づけた。
しかし、ドジャースは大谷の登板には慎重で、今季も段階的に起用を見極めてきた経緯がある。2026年は二刀流としてフル稼働が見込まれる中、開幕前に行われるWBCで投手として起用するかどうかは、球団の判断に委ねられる。
米メディア『ロサンゼルス・タイムズ』のジャック・ハリス記者もこの点に注目し、「オオタニのWBC出場表明では、登板するかどうかまでは明言されていない」と指摘。「投手として起用されるかの判断は、大会が近づくまでは下されない可能性が高い」としている。
井端監督が指揮を執る2026年の侍ジャパンにおいて、大谷が投手としてプレーするかどうかは、チーム編成にも大きな影響を与える。今後、ドジャースとの話し合いがどのように進むのかは注目が集まる。
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