
2025年のメジャーリーグは、ナ・リーグ西地区の名門ドジャースが球団史上初の世界一連覇を達成。ワールドシリーズでは、山本由伸投手が3勝を挙げてMVPを獲得。日本最強右腕がメジャーの大舞台でも輝きを放った。
米データサイト『Baseball Reference』によると、今季メジャーリーグ全体の平均防御率は「4.15」を記録。2点台後半から3点台前半を推移する日本プロ野球より、過酷な環境での登板が強いられる。日本で敵なしだった山本も、渡米後は1点近く防御率が悪化。今後、海を渡る侍戦士たちにも影響を及ぼすだろう。
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■平均打率は変わらずも……
『Baseball Reference』によると、今季の平均防御率「4.15」は昨季より0.08ポイント上昇。2023年にピッチクロック導入と牽制回数の制限に加え、ベースサイズが拡大。22年に3点台へ推移していた防御率が、再び4点台へと突入した。
日本のプロ野球に目を移すと、今季はセ・リーグが「2.97」、パ・リーグが「3.04」を記録。12球団ワーストのロッテでも「3.60」に留まっている。メジャーリーグでの2点台は1968年が最後で、3点台も直近10年間で1度だけ。オリックス7年間で平均防御率「1.82」と敵なしだった山本も、ドジャース在籍2年間では「2.66」まで悪化している。
防御率の明確な違いは、長打力が影響している。今季のメジャーリーグの平均打率は.245で、154年間の歴史上ワースト12位。プロ野球(セ・リーグ.242/パ・リーグ.246)とほぼ変わらない。一方で、1試合における各球団の平均本塁打数「1.16本」は、史上8番目の高水準となっている。打率を犠牲にしても一発長打を狙う、現代のトレンドが色濃く反映された結果と言えるだろう。
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