【MLB】強打と隣り合わせの拙守が課題……トレード話が急浮上したテオスカー “今季35発”俊足好守のバクストンらが交換候補に | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】強打と隣り合わせの拙守が課題……トレード話が急浮上したテオスカー “今季35発”俊足好守のバクストンらが交換候補に

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【MLB】強打と隣り合わせの拙守が課題……トレード話が急浮上したテオスカー “今季35発”俊足好守のバクストンらが交換候補に
【MLB】強打と隣り合わせの拙守が課題……トレード話が急浮上したテオスカー “今季35発”俊足好守のバクストンらが交換候補に 全 1 枚 拡大写真

ドジャーステオスカー・ヘルナンデス外野手にトレード話が浮上した。米スポーツ専門サイト『The Athletic』が4日(日本時間5日)に報じたもので、リーグ関係者によるとトレード交渉の席で名前が挙がっているという。

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■問題視される低い守備力

大谷翔平投手が本塁打を打った際、ベンチ前で真っ先に出迎え、“ヒマワリの種シャワー”を浴びせるT・ヘルナンデス。日本のファンにもおなじみの光景だが、来季は見ることができないかもしれない。

『The Athletic』は同日、「複数のリーグ関係者によると、T・ヘルナンデスの名前がトレード交渉の中で挙がっている。ドジャースは実現の可能性は低いと見ているが、少なくともその可能性を検討することには一定の理屈がある」と伝えた。

そして、その理屈として挙げたのが、右翼手としての守備力。今季のOAA(Outs Above Average=平均よりどれだけ多くアウトを奪ったかを表す守備指標)では、右翼手36人中33位となる「マイナス9」と苦戦。ドジャース外野陣のOAAが全体18位に沈んだ要因の1つとされている。緩慢な動きも目立っただけに、トレードを検討する余地が生まれている様子だ。

また、今オフの移籍市場において、強打の右打ち外野手というのは希少。そのため、守備力の低さを承知した上で、獲得に動く球団が現れても不思議ではないという。そして、T・ヘルナンデスが去った場合、右翼には中堅を守るアンディ・パヘス外野手が回り、チームは新たに中堅手を獲得する可能性があると指摘した。

■球宴MVPも候補に

この報道を受けて、米老舗誌『スポーツイラストレイテッド』電子版は早速、T・ヘルナンデスの交換相手を予想。「レッドソックスのジャレン・デュラン外野手は、トレード交渉で頻繁に名前が挙がっている。彼はチームの外野陣の中で“余剰戦力”のような立場になっているが、2024年のオールスターゲームMVPだ。平均以上の守備力を持ち、過去3シーズンいずれもOPS.770以上を記録している」とした。

また、「もう一つ、ドジャースが目を向ける可能性があるのは、長年トレードターゲットとして噂されてきたツインズのバイロン・バクストン外野手だ。今季は健康な一年を過ごし、シーズンを通してバットで実力を示した。キャリアハイとなる35本塁打を放ち、中堅手として高い守備力も見せ、MVP投票では11位だった」と伝えた。

T・ヘルナンデスは今季134試合に出場し打率.247、25本塁打、89打点、5盗塁。ポストシーズンでは17試合で6本塁打、13打点と存在感を発揮。果たして、守備力改善のために右の大砲を放出するのか。ドジャースの判断にも注目が集まる。

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