
米フロリダ州オーランドでウインターミーティングに出席中のドジャースのデーブ・ロバーツ監督は8日(日本時間9日)、公式放送局『MLBネットワーク』にゲスト出演。ワールドシリーズの振り返りや、来季の構想について言及。大谷翔平投手の起用法にも触れた。
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■「登板間隔を7日から9日くらいに」
『MLBネットワーク』の番組に出演したロバーツ監督は、来季の大谷に関して「(シーズンを通して)二刀流で起用できると思う。ショウは長めの休養をうまく活用できるタイプだと、これまでの登板で示してきた。そして、ワールドシリーズでの先発は、彼にとって最も短い間隔での登板だったが、それも対応してくれた。彼が『健康な状態の選手』として準備を行えるのは、今オフが初めて。登板間隔に7日、8日、9日といった十分な休養日を挟みながらローテーションを組めば、来季25から27試合に先発できない理由はないと考えている」とし、ゆとりを持ちつつも継続して起用できると明かした。
大谷は2022年、28試合に先発し166イニングを投げて規定投球回に到達。15勝9敗、防御率2.33、219奪三振の好成績。投手としては過去最高の数字を残した。打者としても、規定打席到達に加えて34本塁打を放ったシーズンで「二刀流」としてもっともバランスが取れていた。来季は、この数字が一つの目安になるだろう。
3月には、ワールドベースボールクラシックへの出場も控えており、フル回転のシーズンになることは必至。過酷な1年となりそうだ。
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