張本美和、中国メディアが世界2位・王曼昱の攻略法を分析 7戦7敗の“天敵”に挑む17歳の「唯一の選択肢」とは【WTTファイナルズ香港】 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

張本美和、中国メディアが世界2位・王曼昱の攻略法を分析 7戦7敗の“天敵”に挑む17歳の「唯一の選択肢」とは【WTTファイナルズ香港】

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張本美和、中国メディアが世界2位・王曼昱の攻略法を分析 7戦7敗の“天敵”に挑む17歳の「唯一の選択肢」とは【WTTファイナルズ香港】
張本美和、中国メディアが世界2位・王曼昱の攻略法を分析 7戦7敗の“天敵”に挑む17歳の「唯一の選択肢」とは【WTTファイナルズ香港】 全 1 枚 拡大写真

卓球の「WTTファイナルズ香港」が10日に開幕。WTTシリーズの年間王者を決める注目の国際大会であり、世界のトップ選手たちが集結している。

10日夜、女子シングルス1回戦に登場するのは、世界ランキング6位の張本美和(木下グループ)。直近大会でも対戦した中国の強敵との再戦を前に、現地メディアも注目を寄せている。

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■孫穎莎と並ぶ優勝候補

張本美が初戦で対戦するのは、世界ランキング2位の王曼昱(中国)。女子卓球界を牽引する存在であり、世界女王・孫穎莎(中国)とともに今大会の優勝候補に挙げられている。

7日に行われた「ITTF男女混合団体ワールドカップ(W杯)」の決勝でも対戦しており、張本美にとってはリベンジの舞台となる。その一戦を、中国メディア『捜狐』が注目カードとして取り上げ、展望している。

記事では「(混合団体W杯の)再戦となるハリモトは、より攻撃的な戦術を採用する可能性があり、王曼昱にとっては厳しい戦いとなるだろう」と言及。張本美が“王曼昱対策”として、変化を仕掛けてくると予想している。

また、記事は王曼昱がこれまで張本美に7戦全勝としている事実に触れ、その強さの要因を「堅固な守備力」にあると分析。176cmの長身を活かした広い守備範囲が強みであり、「そのディフェンスを崩すには、最大限の角度とスピードを持つショットが必要」と、張本美に精度とスピードの両立を求めている。

■過密日程の影響も指摘

さらに王曼昱攻略のカギとして示されたのが「3球目攻撃」。記事では「ハリモトがラリーで主導権を握れない場合、唯一の選択肢は3球目からの積極的な攻撃」として、早い段階での仕掛けが重要になると見ている。

加えて、王曼昱が肩の故障を抱えていること、混合団体W杯での過密日程が影響している可能性があることにも触れ、「もし試合が7ゲームまでもつれれば、スタミナや怪我への対応が勝負を左右する」と、体力勝負になる展開も示唆している。

張本美にとって王曼昱は、昨年のパリ五輪団体戦決勝、今年の世界卓球準々決勝、そして今回の混合団体W杯決勝と、幾度も立ちはだかってきた“壁”。これまで7戦7敗の相手に、勝機を見出せるか注目が集まる。

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