松島輝空・張本美和の“そらみわペア”が中国の世界王者撃破なるか　決勝進出懸けて王楚欽＆孫穎莎の最強コンビと激突【WTTファイナルズ香港】

卓球の「WTTファイナルズ香港2025」は13日、混合ダブルスの準決勝が行われ、松島輝空・張本美和（木下グループ）組が、王楚欽・孫穎莎（中国）ペアと対戦する。

シングルスでは中国勢に敗れた松島と張本美の“そらみわペア”が、世界卓球王者の最強コンビにどのような戦いを挑むのかに注目が集まる。

■松島はシングルスのリベンジ狙う

今大会で2種目に出場している松島は、シングルス1回戦で世界1位の王楚欽にあと一歩のところまで迫りながらも、3－4で逆転負け。張本美も世界2位の王曼昱を相手に2ゲームを奪う健闘を見せたが、2－4で敗れ初戦敗退となった。

一方混合ダブルスでは、1勝1敗で迎えた12日の予選ラウンド第3戦で、ウーゴ・カルデラノ／ブルーナ・タカハシ（ブラジル）組との激闘をフルゲームで制し、準決勝へ勝ち上がった。

準決勝で迎える相手は、王楚欽・孫穎莎ペア。世界卓球では混合ダブルス3連覇を達成し、昨夏のパリ五輪では金メダルも獲得している“最強コンビ”。松島にとってはシングルスのリベンジもかかる一戦で、負けられない戦いとなる。

両ペアの対戦成績は、松島・張本美組の0勝1敗。今年の世界卓球準々決勝で対戦しており、1－3で日本ペアが敗れている。王楚欽・孫穎莎組はシングルスでも準決勝まで勝ち上がっており、2冠も視野に入れている。

18歳の松島と17歳の張本美の“そらみわ”ペアが、近年の卓球界をけん引する最強コンビを破って決勝進出、そして優勝へ王手をかけることができるか。注目の一戦となる。