
第77回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI、芝1600m)が行われる阪神競馬場の馬場情報が14日、JRAより発表された。阪神は芝・ダートともに「稍重」でスタート。
芝のクッション値は「8.3/標準」、芝の含水率はゴール前15.2%、4コーナー12.9%と計測された。
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■土曜時点ではイン前有利だが……
昨年が京都開催であり、今年は2年ぶりの阪神開催。前日土曜の阪神芝はクッション値「9.1/標準」とアスコリピチェーノが制した2023年と同じ数値を計測した。
ただ、前日のオープン特別・リゲルSは阪神芝1600m1分31秒8とレース史上最速を記録し、2023年(マテンロウスカイ)より1秒2も速い。そのリゲルSは直線、内ラチ沿いでの叩き合い。土曜は総じてイン前有利の傾向だった。
馬場コンディションがこのままであれば、当日はイン前有利の高速決着と言えるが、土曜夜から日曜朝まで降雨があり、日曜は稍重に悪化。傾向がガラリと変わる可能性は秘めている。
なお、あくまで良馬場の前日傾向だが、土曜阪神芝では7枠が2勝2着2回と外枠が活躍しつつも、そのほとんどが好位追走の馬だった。2枠が1勝3着5回、こちらは差し・追込が多く、明らかにインが有利だ。血統はミスタープロスペクター系が高速馬場で躍動し、重厚血統が3着に遅れるシーンが目立っていた。
仮に道悪で傾向が逆転するならば、外差しの重厚血統。ステイゴールド系種牡馬・インディチャンプ産駒の8枠タイセイボーグは前走・アルテミスSで馬場の悪いインを伸びていた点からも侮れない。
2025年(阪神JF当日日曜)
┗ゴール前=芝15.2%|ダ8.1%┗4コーナー=芝12.9%|ダ8.0%芝のクッション値=8.3[標準]
2023年(アスコリピチェーノ)
含水率┗ゴール前=芝11.0%|ダ3.8%┗4コーナー=芝10.4%|ダ4.1%芝のクッション値=9.1[標準]
2022年(リバティアイランド)
含水率┗ゴール前=芝10.6%|ダ5.6%┗4コーナー=芝9.6%|ダ6.6%芝のクッション値=9.8[標準]
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