
サッカー・オランダ1部リーグの名門アヤックスは16日、日本代表DF冨安健洋と契約を結んだことを発表した。契約期間は2026年6月30日までの半年間で、背番号は32に決定した。
クラブの公式Xでは、チームメイトとなった日本代表の同胞との交流の様子が紹介され、注目を集めている。
◆【実際の映像】冨安健洋、アヤックス電撃加入で“盟友”板倉滉と再会 「兄弟の絆」とSNSで話題沸騰の日本人DFコンビの交流の様子
■再共闘へ向けての第一歩
27歳の冨安は、2021年夏にイングランドの名門アーセナルに加入し、両サイドバックとして活躍。しかし、近年は負傷に悩まされており、今年2月には右ひざの手術を受けた。7月には、4年間在籍したアーセナルと双方合意のもと契約を解除し、以降は無所属でリハビリに専念していた。
そんな冨安に目をつけたのが、オランダの強豪アヤックス。来年に控える北中米W杯出場を目指す冨安の復活に期待を寄せ、短期間での獲得オファーを提示。16日にメディカルチェックを受け、正式契約に至った。
注目されるのは、日本代表でも共闘経験のある同胞DFとの再会。アヤックスの公式Xに投稿された動画では、DF板倉滉との再会シーンが公開され、「ヘイヘイヘイ、トム!」と練習前に声をかける板倉に、冨安も笑顔で応える様子が映し出された。「似合ってるね、トム!」とアヤックスのジャージ姿を褒める板倉に、冨安も笑顔で応じ、最後には「トムが来ました」と板倉が締める場面が紹介された。
この交流シーンはSNS上で大きな話題となり、「兄弟のような絆、また2人を見られるのが嬉しい」「彼のデビューが待ちきれない。ケガのないシーズンを祈ります」といったコメントが寄せられ、ファンの期待の高さがうかがえる。
27歳の冨安と28歳の板倉は、2021年の東京五輪、22年のカタールW杯でもともに戦った盟友。来年の北中米W杯でも再びDFラインでの共闘が期待される。アヤックスで2人が再会を果たした中、冨安はヨーロッパの舞台で再び輝きを取り戻すことができるのか。
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‘He’s like my big brother’ ♥️
Ko & Tomi reunited in Amsterdam. pic.twitter.com/5HyiaLPZv6
— AFC Ajax (@AFCAjax) December 16, 2025


