
巨人からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している岡本和真内野手。ホワイトソックス入りが決まった村上宗隆内野手に続く形で、“和製大砲”がどの球団と契約を結ぶのかに注目が集まっている。
そんな中、MLB公式サイトをはじめ複数の現地メディアが岡本の動向に注目しており、パイレーツからの関心が伝えられている。
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■「獲得は理にかなっている」
巨人での11シーズンで通算248本塁打を放った岡本。三塁を本職としながら、一塁や左翼もこなせるユーティリティ性を備えた強打者として、複数の球団が獲得に関心を示している。
MLB公式サイトは24日(日本時間25日)付の記事で、フリーエージェント(FA)市場に残る注目選手14人のひとりとして岡本を紹介。日本のスラッガーに対する期待を示した。
記事では、ブランドン・ロウ内野手をトレードで、ライアン・オハーン内野手をFAで獲得したパイレーツがさらなる補強に動く可能性を示唆。「ピッツバーグが巨額の支出を惜しまないのであれば、補強を止める理由はない」とし、「NPBで安定した打撃成績を残した29歳のオカモトの獲得は理にかなっている」と高く評価している。
さらに、パイレーツの地元メディア『Bucs Dugout』も24日(同25日)付の記事で岡本獲得の可能性に言及。レッドソックスやブルージェイズなど他球団との競合を予想しつつも、「パイレーツの打線にとって、オカモトは完璧な補強となる可能性がある」と、移籍先の有力候補に挙げている。
岡本の交渉期限は米東部時間で2026年1月4日午後5時(同5日午前7時)に設定されており、それまでに契約がまとまるかが注目される。連日複数球団からの関心が報じられる中、岡本がどの球団を新天地に選ぶのか。その決断に注目が集まる。
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